2020年心に残っている舞台芸術ベスト3

2020年は、多くの芸術家・芸術団体がインターネット上で作品を公開してくださったため、コロナ禍でもたくさんの芸術を楽しむことができ、本当にありがたかったです。このnoteでは、私が2020年に見て心に残っている作品上位3つを紹介したいと思います。

1位 オペラ座の怪人

2020年4月18日、Youtubeチャンネル The Shows Must Go On!で公開されていたものを見ました。ファントム役にラミン・カリムルー、クリスティーヌ役にシエラ・ボーゲス。ここでは感動したポイントを2つ挙げようと思います。
まず1つ目は、舞台装置の華やかさ。壮大な♪Overtureが始まると同時に、シャンデリアから火花が飛び散る演出にまずびっくりしました。♪Overtureだけでも素晴らしい音楽ですが、音楽と演出が合わさって生み出されるその空間は格別で、映画でもないのにここまで凝った演出ができるのかと感動しました。
2つ目は、シエラ・ボーゲスの歌の上手さ。曲♪The Phantom of the Operaは、高音を張り上げる部分が何度もあって、人間が歌えるように作られたのか?と思うような曲なのですが、それをシエラさんは余裕で歌い上げていて、感動しました。この曲はYoutubeで公開されているので、聞いたことのない方にはぜひ聞いていただきたいです。


2位 ロイヤルバレエ団のロミオとジュリエット

7月12日、ロイヤルオペラハウスの公式Youtubeで見ました。ロミオ役にマシュー・ボール、ジュリエット役にヤスミン・ナグディ。
ダンサーの舞踊は言うまでもなく素晴らしく、美しいのですが、バレエ観劇初心者の私が見ていてすごい!楽しい!と思ったのは、剣舞のシーンです。ロミオとティボルト、その他たくさんのバレエダンサー(コール・ド・バレエというのかな?)が剣を交えているシーンに興奮しました。勇壮な音楽に合わせて激しく剣を振りかざしているのですが、一歩間違えたら事故になりかねないと思います。どれだけたくさんの練習を積まれたのだろうかと想像すると、ダンサーってすごいなと思います。ロイヤルオペラハウス公式Youtubeで剣舞の稽古風景が公開されているので、こちらもよかったらご覧ください。


3位 パリのアメリカ人

11月29日、YoutubeチャンネルThe Shows Must Go On!で公開されていたものを見ました。リーズ役にリアン・コープ、ジェリー役にロバート・フェアチャイルド。
ストーリー、音楽、ダンス、衣装、舞台セット、どれもが素敵で、華やかでロマンチックで、お気に入りのミュージカルになりました。特にすきな曲は♪I’ll Build a Stairway to Paradise。その場面の舞台写真がこちら。


一番好きなシーンは、ラストのリーズとジェリーがダンスする場面。この動画の28秒目あたりにそのシーンがちらっと出てきています。

リーズがジェリーに飛びついて、ジェリーがくるくる回るのが最高にロマンティックで、何度も見てしまいました。


その場面の舞台写真↓

ああ、なんて美しい。リーズが着ている薄ピンク色のワンピースも本当に可愛い!!


芸術万歳!

2021年も様々な芸術を楽しみたいと思います。

それでは今日はこの辺で。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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