この世の「神」を感じる瞬間を、美しい映像に乗せて描く「すずめの戸締まり」に日本人のスピリチュアリティを感じた件
年末、新海誠監督の「すずめの戸締まり」を息子と観てきた。
結論から言って、素晴らしかった。
※ストーリーの結末に関するネタバレはありませんが、登場人物や場所などには深く言及しているのでご理解、ご注意の上読み進めてください。
「東日本大震災」を真正面から描いた本作。この作品を作った新海監督の勇気にまずは拍手を贈りたい。
そして、これだけの公開規模の大作に重いテーマを乗せ、しかも疾走感と軽快さを持たせて一気に見せる技法、そして毎回感動するほどの美しい景色とアニメーション。