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戦士たちを解放する旅 1  

カーニバル休暇は5日間山の中で、
インディオの儀式を受けることに決めていた。

家族がビーチへ出かけた後、
1日中掃除をして一人静かに過ごし、
まるで最期の旅立ちの準備をしているようだった。

翌朝6時夜明けと共にテントと寝袋、
必要なもの全てを詰めたリュックを背負って、
駅に向かった。

《 1日目 》

いつも旦那が送迎してくれるけど、
今回は初めてかもしれない、
他の人との相乗り送迎で行くことにした。

待ち合わせの駅前で、
自分と同じように大きなバックパックとテントを背負った人を見つけるのは簡単だった。

カーニバルの渋滞で送迎のバンは1時間遅れた。その間何人かカーニバルの衣装に身を包んだクレイジーな人々が通りすぎた。

私たちはどちらかというとヒッピーの雰囲気の人が多く、中にはNYから来たカップルもいた。

早朝8時集合でみんな早く家を出てきたけど、
バンが1時間遅れても誰一人として気にせず、
イライラするようなエネルギーも感じなかった。

とっても個性的でイケてる(私が勝手にそう思ってる) 人が沢山いて、
内心居心地の悪さを感じながらも、
昔みたいに逃げようとすることもなく、
とりあえず道中寝た。

そして着いた先には、
2年前の農場滞在で出会ったペドロがいて、
なんだか一気に気が楽になった。

#ブラジル
#サンパウロ
#カーニバル休暇
#新たな挑戦
#自分と向き合う旅

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