独り身の決意

私は31歳の時に人生はじめての結婚をした。

別に好きでもなんでもない、なんなら人生で交わることのないであろうタイプの人と結婚をした。

この話は長ーくなるので割愛するけれど、
案の定、長くは続かなかった。

33歳の厄年、令和元年七夕の日に離婚をした。

2年の結婚生活。

それからというのも、お付き合いをしたいとか再婚をしたいとかそういう感情は一切湧かず、

これからの人生は自分のためだけに生きていこう！

くらいに思い始めていた。

地元の田舎で暮らすためには移動の足がなかったらいかん！

ってことで、33歳にして自動車免許を取得しようと決意。

仕事をしながら、空いた時間に教習所へ通う日が3ヶ月続きました。

教習所の先生に教えてもらう実技は歳が近いこともあってとても楽しく、久しぶりの男性にドキドキしたのを覚えている。

そう、教習所の教官と居ることで、恋の兆しを感じたのだ。

その恋の予感は残念ながら長くは続かず、
他愛もない話題により、先生に彼女がいることが判明するのであった。