駅の未活用空間を活用した、東急田園都市線5駅の地域とつながる新たなスペース「GUG Lab.（ジーユージ―ラボ）」がオープン！
東急株式会社と東急電鉄株式会社は、脱炭素・循環型社会の貢献および地域に開かれた「サステナブルな地下駅」を目指し、田園都市線地下区間5駅（池尻大橋駅・三軒茶屋駅・駒沢大学駅・桜新町駅・用賀駅）のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」を実施。各駅はこれまで以上に、安全・安心・快適・便利でサステナブルな駅へと生まれ変わり、より“ワクワク”する駅を目指して新たな挑戦を始めました。
例えば、「Green UNDER GROUND」の1駅である用賀駅構内の地下1階コンコースにおいて、駅の未活用空間を活用し、「駅とまち、まちと人、人と人をつなぐ場所」をコンセプトにした地域の情報発信・交流スペース「GUG Lab.（ジーユージ―ラボ）」を、2024年7月17日（水）にオープンしました。
本施設の名称は、「Green UNDER GROUND」の頭文字である「GUG」と「LABORATORY」を組み合わせたもので、用賀駅利用者が行き交う地下1階コンコースに約15㎡のスペースを設け、地域の方々と未来の駅の姿を考える場所を目指すとのこと。そのため、沿線地域の色とりどりのカルチャー、個性的な商店などの地域情報の発信や、地域の魅力を発見できる展示、駅とまちについて考えるトークイベントなど、さまざまなイベントを開催し、駅・まち・人をつなぐ取り組みを行います。
オープニング第1弾企画として、本施設が誕生した7月17日（水）から9月16日（月）まで、池尻大橋エリアで活動するクリエーターや個性的な商店などがまちの魅力を発信する「まちのおすすめスポット展」と、まちのおすすめスポットの写真を地域住民から募り、地域の魅力を発信する「『みんなで、まち案内。』ローカルガイド大募集！」、地域で活動するカメラマンがまちの情景を描く「池尻大橋エリア 風景写真展」を開催しています。
参加者には、クリエイティブスタジオ「& Supply」代表として、スペースデザインやグラフィックのほか、壁画制作などを手掛ける井澤卓氏や、ファッションや広告を中心にモデルとして活躍中の滝澤咲子氏、2010年に代々木上原の「メゾン サンカントサンク」開業を皮切りに、「ごらく」「AELU」など、レストランやギャラリーショップを計6店経営する丸山智博氏、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE. 」のキャンペーンポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手掛ける写真家の平間至氏らが名を連ねています。
オープン当日の7月17日（水）には、池尻大橋エリアの地域の魅力、駅とまちの未来について、池尻大橋エリアで活躍する方々と東急電鉄担当者などがトークセッションを行いました。その後も、本リニューアルプロジェクトの対象である5駅各駅に焦点を当てたイベントを開催予定です。
なお本施設は、二子玉川ライズ・ショッピングセンターやたまプラーザ テラスを運営する株式会社東急モールズデベロップメントが企画・運営を行っています。駅利用者や地域住民のさまざまなライフスタイルに合わせた沿線商業施設の運営ノウハウを生かし、駅を基点にまちの魅力を発信することで、東急線沿線の魅力向上を目指しています。
冒頭でも述べた通り、東急と東急電鉄は、脱炭素・循環型社会の貢献および地域に開かれた「サステナブルな地下駅」を目指し、本リニューアルプロジェクトを進めています。今後も、脱炭素・循環型社会への貢献および地域とつながる駅空間の実現に取り組むとともに、時代に即した社会価値の持続的な提供を目標に掲げているそうです。
東急電鉄株式会社 鉄道事業本部 工務部 設備プロジェクト課 主事の増田尚大氏は、地下駅のリニューアルプロジェクトと地域活性化について、以下のように述べています。
「第1弾が駒沢大学駅で、今年度竣工予定です。第2弾は桜新町駅でして、こちらは2026年度に竣工予定となっています。残りの3駅も順番にリニューアルしていく予定です。
この5駅の特徴としては、沿線で生活されている、商売されてる方も含めて大変魅力的な方々が多くなっています。駅を上手く使っていただくことで、地域それぞれの価値や地域の魅力を最大化していきたいと考えています。沿線がどんどん活性化していき、またどんどん豊かになっていくことを目指してプロジェクトを進めていきたいと思います」。
以上、田園都市線地下区間5駅（池尻大橋駅・三軒茶屋駅・駒沢大学駅・桜新町駅・用賀駅）のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」についてご紹介しました。ぜひ沿線を利用されている方は、本プロジェクトに注目してみてくださいね！
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