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田舎だから?

生まれた土地によって、多分、選択肢って異なってくる。

生まれた環境によって、多分、選択肢って違ってくる。

京丹後にいると、本当にそれを感じます。

地域によって未来に対する「当たり前」が全然違うって本気で感じています。
それが良いのか悪いのかってのは別ですが。

この京都北部には女子サッカーの前例がなかなかありません。
QUEENSができるまで、中学生以上の女子サッカーチームはなかったと聞いています。

だからこそ「女の子がサッカーをする」ことに限界があり、みんな「期限」を設けているように感じます。


それは、前例がないからです。

前例がないことをするのは、簡単なことではありません。
とても勇気がいることだと思います。だって、今までやったことある人が、周りにいないのですから。

私が中学でサッカーをし、高校に進学するときに「高校サッカーがしたい」と自然と思い、親に言い出すことができたのは、その頃所属していた名古屋FCの先輩が、高校サッカーを選び、地元を離れてサッカーをしていたからです。


でも、ここ京都北部にはあまりこのような話は聞きません。
ゼロではないようですが、多くはないと思います。

こうして、進級のタイミングでサッカーから離れる決断をする子や、これ以上サッカーを続けることを考えてなかった…、という子が一般的になってしまってます。
選手たちも、そのご両親も、スポーツで上を目指すと言うことが、そもそもの選択肢、人生プランにないように思えます。

もちろん、それが悪いことでは全くなく、それぞれの人生で、好きなことをすれば良いと思います。

でも、「サッカーをしている未来もある」と言うことを、もっともっとこの地域で、当たり前にできたらと思います。

都会と田舎で、サッカーの進路に対する意識の調査を行ったわけではないので、正確には分かりませんが・・・
いつか「サッカーをする道」が普通になる、京丹後・京都北部になれば良いなと感じています。

田舎でも女子サッカーが盛んな地域はもちろんあると思うので、田舎という言葉で一括りにしてしまうのは良くないかも知れませんがね。


QUEENSが少しでも、サッカーしている女の子の未来に、選択肢を増やせるよう、頑張っていこうって思います。ふふふ

そんなことを思う、この時期です。


ゆかさる

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