車いすラグビー追っかけ時代、始まる(10/100)
こんにちは、まえゆかです。
箱根駅伝予選会をテレビで初めて見ました。
箱根駅伝のルートの近所に住み始めてから毎年見るようになった箱根駅伝。
私がパラリンピックに関わりだした時期とちょうど重なるんですよね。
母校の立教大学が出場した昨年、今まで以上に箱根駅伝の観戦が楽しかっただけに、創立150周年の今年も立教大学駅伝部に注目していました。
監督の不祥事には腹立たしい気持ちもありますが、学生たちの奮闘で無事に予選会を無事に突破してくれたことを嬉しく思っています。
年始が今から楽しみだ!
さて、前回は、研究員時代のことを書きました。
やっぱり大会をもっとこの目で見ないと、もっと知らないと!
そう思いだしたこの時期。
アルバイトの研究員なので業務としてはそこまでやる必要はなかったのですが、「観てみたい」と思わせる魅力があったのかもしれません。
ハマったのは、車いすラグビー
2015年春。
当時は、5月頃にジャパンパラが千葉ポートアリーナで開催されていました。
障害者女子向けのフリーペーパーで知り合った友人もスポーツ好きということもあって、一緒に見に行く予定にしていましたが、初日に一人でも行ってみました。
友人が長野在住だったのですが、当時はあんまり大会の情報が出てなくて…
行ったことがない会場にいきなり行くのがちょっと不安でもあり。
せっかく関東に出てきてもらうので時間を有効に使えるように…なんて思いながら観に行くことに。
当時の情報はそんなにないのですが、当時はまだ「ウィルチェアーラグビー」って競技名でしたね。
ジャパンパラのHPに過去の試合結果が掲載されていました。
https://www.parasports.or.jp/japanpara/assets/data/records/2015_wheelchair-rugby.pdf
カッコよすぎた
語彙力が特になくて申し訳ないのですが、かっこよすぎたんです。
選手が。
それはもう、とっても。笑
ガッツンガッツンぶつかる音の衝撃。
今はもうまったくびっくりしなくなっちゃいましたが、当時はこの音にまず驚き。
今ほど選手と観客の動線の制限もされていなかったので、観客席に上がってくる選手がいたり、体育館前のロビーのところで家族や友人と話している選手もいたり。
話しかければ普通に写真も撮れるし会話もし放題。
初対面の私たちが恐る恐る話しかけると…
選手が気さくで・・・!!優しくて・・・!!カッコよくて…!!
友達と二人で完全にノックアウトされました。
追っかけ、始動!!
これは、追っかけるよね?
かっこいいもんね??
なんでこんなカッコいいのに観に来る人少ないの?!
もっと知ってもらいたーー―――い!!
長野から車いすラグビーを観に来ちゃう友人と、連日試合を観戦に来ちゃう私と。
とりあえずアクティブな女子が2人いて、二人が出会ったのがフリーペーパーの制作現場ということで。
ブログを開始しすることを即決!!
その場で編集会議をスタート。
アップは週3回
アップ時間は夜20時
Facebookページでブログ更新と同時に発信
原稿は交互に担当、下書きをもう一方がチェックしたら公開する
アップする内容は、観に行けるイベントや大会情報、選手のメディア出演情報、選手紹介、ルールの紹介。
大会情報を入手するためにあらゆるネットサーチをかけて見つけたと思ったら記事に。
大会は、開催の1,2週前に情報を記載するようにしていました。
もはや広報のような立場。笑
でも連盟の人とは全然繋がってなかったですけどね。
大会前には、試合を楽しんでもらうためにルールの解説を少しずつ紹介し、試合のタイミングで選手に声かけて一緒に写真が撮れた選手から勝手にコピーを作って紹介。
更新スケジュールと内容構成だけは結構ガチだったと思います。
アクティブすぎる二人が揃うと、スピードが凄いんです。
5月22日~24日の大会で初観戦だったのに、5月27日にはブログスタートしてるというww
今振り返ってもすごいエネルギーだったなーと。
それだけ、選手も競技も素敵だったんです。
ブログはわけあって途中で更新を停止しましたが、今もご覧いただくことが可能です^^
今に繋がるヒントがたくさん
このnoteを書くために久々にブログを一部読み返しましたが、今の車いすラグビー連盟の業務に繋がる部分がたくさんあるなと気づきました。
当時は、特に情報がなくって。
リオの後くらいからメディアがたくさん取り上げるようになったので、メディア出演情報とかをこちらも追いきれなくなりましたし、競技のルールや魅力を伝えるメディアもたくさん増えました。
私たちみたいな素人がやるよりも本格的な物がたくさん出てきたのです。
でも、「もっと知りたい」情報がなかったんです。
特に、ルールのこと。
ボールが丸いとか、前に投げていいとか、選手に持ち点があるとか。
そういった初歩的なことはよくわかる。
でも、試合を観ているといろんな疑問が浮かんでくるんです。
「なんですぐにトライ(当時はゴール)しないの?」
「なんでペナルティボックスから出る時に前にブロックしているのか?(何で避けて入らないのか?」
試合を何度も観ていくほどに疑問に浮かぶけど、その答えになるものがどこにもない!!
ないなら自分がやるしかないじゃないですか。
知るために、国際車いすラグビー連盟(今はワールド車いすラグビー)のHPにあったルールブック(英語)を読みました。
それを読んで、ルールの解説をちょっとずつブログに書き始めたんです。
当時は車いすラグビー関係者ばかりがブログを読んでいたので、そんなに役には立ってなかったかもしれませんが、「ハマるためには必要な情報」だとファンの目線で思ったからこそ、車いすラグビーのSHIBUYA CUP、AOCでそれぞれ「ルール解説ボランティア」を養成することに繋がったと思います。
ファンだったこの時期の経験は、今の企画部長の業務にすごく役立っているような気がします。
さて、この後は数回は追っかけ時代のことを書いていこうかな~と思いますので、引き続きお付き合いいただけたら嬉しいです!
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