誰かに必要とされない事がこんなにも苦しいのかと、誰かが言った。何故、何故君は泣くのと、彼女が言った。分からない、ただ心はからっぽだよ、居場所なんてないよと彼は言った。

月明かりに照らされて、また誰かが涙を零した。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?