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盛岡&田沢湖 癒し&美味しい日帰り旅②ルート編

日帰りでも楽しめる旅。備忘録のため、残しておきます。

7:32 東京発の「はやぶさ」に乗車
ビジネス車両のため、比較的静か。しかしデッキは立ち席券の方で大変な混雑。小さな子どもを連れた家族連れもいて、なんとも心苦しい。。。

9:44 盛岡着
盛岡では、はやぶさとこまちでわかれます。私が乗っていたのははやぶさ車両だったので、車掌さんへ言われた通り、盛岡へ着く前にできるだけこまち車両に近い8号車まで移動。そこから2分の停車時間の間に11号車まで走ることに。しかし11号車はグリーン車だったため、さらに前の方の車両まで必死に走り、無事乗車。車内は満席。デッキも人でごった返していていましたが、30分くらいで田沢湖へ到着。
途中の雪景色が大変美しかった!

日本一深いと言われる田沢湖は駅から車で20分くらい。田沢湖自体大きいので、歩いて1周できるわけではありません。そんなところに「田沢湖1周路線バス」というなんとも便利な乗り物を発見。田沢湖の見どころと言えば、自分の美しさに執着したことで、龍となって田沢湖の底に沈み、湖の主となってしまったたつこ姫伝説で有名な「たつこ像」。その近くにある縁結びの神社「浮木神社」湖近くの赤い鳥居が美しい「御座石神社」の3つ。もちろん季節がよければ遊覧船や湖畔の散策もよいのでしょうが、寒い時期なのでこの3つが見られれば十分です。田沢湖を1周回りながら、たつこ像のところで20分、御座石神社で10分間停車してくれる路線バスで、田沢湖を堪能したのでした。


田沢湖の駅前には何軒か飲食店がありますが、秋田名物をいただきたくて、「みちのく」というお店できりたんぽ鍋定食をいただきました。優しいお味で心も体もほっこり温まった一品です。

その後13:00過ぎのこまちに乗り、盛岡へ。
盛岡の見どころやお店は火曜日定休日のところが多かったのが残念ですが、「歩けるコンパクトシティ」の名の通り、ぷらぷら街を散策してきました。

歩けるとはいえ、時間も限られているので、まず最初は盛岡市街地循環バス「でんでんむし」に乗車。1回130円と大変リーズナブル。目指すは、「福田パン」。本店が定休日だったので、そこでしか買えない味を目指して、盛岡バスターミナルまで。盛岡バスターミナルには店舗の入った休憩所のような施設があり、まだ1周年ということからとてもきれい。そこに入っている福田パンで、念願のコッペパンサンドをいただきました。お昼ご飯は食べていたので、甘系の具を選び、お土産用も含めて、6個購入。1個180円くらいという東京では考えられないくらいのリーズナブル価格。その中でも「粒あん&チーズクリーム」が最高に、さいこーーーーに美味しくて、、、また食べたい!

福田パンでまたもやおなかがいっぱいになった後は盛岡観光のシンボルとなっている「岩手銀行」へ。しかし定休日で中には入れず、外観だけ記念に写真をパチリ。盛岡信用金庫の建物も少しレトロな雰囲気。そこからプラプラ歩きながら、南部鉄器のお店で栓抜きを買い、南部せんべいのお店でせんべいを買いと、気になるお店を見ながら中津川まで。あまりにもまったりゆったりだったので、河原におり、カモと戯れる。というか、川で泳いでいた1羽のカモが寄ってくるのです。餌も何も持っていないのに。人間を恐れることのないかわいい素朴なカモでした。

そこからまたてくてく歩き、今度見つけたのは和菓子の店。名物のお茶餅とおはぎは注文を受けてから焼いたり作ったりするというこだわりよう。それも1個150円くらいと、これもまたびっくりするくらいのリーズナブル価格。出来立てのおはぎ、本当に美味しかった!

本当は宮沢賢治が注文の多い料理店を出版した時の会社「光原社」のカフェでお茶をしようと思っていたのですが、やはり地元の神社が気になり、岩手の名前に由来となった、鬼の手形があると言われている三ツ石神社を目指すことに。普通の住宅街、目の前が団地という立地で、誰もいない神社でしたが、大きな岩が印象的。


御朱印はそこから15分くらい歩いたところにある櫻山神社でいただけるということで、てくてく歩き、お参り。入口近くに亀の置物と亀の子たわしが置いてあり、1こすり3年(だったかな)寿命が延びるとかいてあり、心をこめて亀さんの甲羅をこすってきました。

気づけば16:30。光原社はそこから20分くらいかかりますが、17:00クローズ。超ウルトラ速足で怪しげな繁華街を抜け、16:45くらいに到着。カフェはクローズしていましたが、宮沢賢治直筆の原稿などが所蔵されている美術コーナーには入ることができました。これがけっこう感動もの!宮沢賢治は達筆なのですが、原稿を書く字は少し丸っぽくて、その字の差がなんとも興味深かったです。撮影禁止だったのが残念。光原社の近くの道路には宮沢賢治の銅像もあって、写真スポットとしても楽しめます。

そこから盛岡駅はすぐ。18:30過ぎの新幹線なのでまだ時間があったので、お土産を物色しながら、「ずんだシェイク」をいただく。ずんだの味はなんとも安心するお味ですっかりおなかも落ち着きました。

盛岡駅からは、はやぶさで仙台まで。そして、仙台からやまびこで宇都宮までしか指定がとれていません。宇都宮着20:40。電車の中で餃子のお店を調べまくり、21:00ラストオーダーのお店を探して、雨の中、一直線に走るも、既に受付終了。2件目もダメ、3件目はあいてはいたものの、既に10組くらい並んでいて、それを待っていては、今夜中に家に帰れなくなってしまうと思い断念。結局、フードコートのラーメン屋さんのラストオーダー、ぎりぎり5分前に駆け込み、最後の客として美味しいラーメンと餃子をいただきました。これで本日の旅のグルメ、コンプリート!

一路、東京へ。やまびこは相変わらず混んでいて、大宮までは座れませんでしたが、大宮でたくさん降りるので、そこからはゆったり東京へ。
東京駅に23時くらいに到着し、日帰り東北旅が終了したのでした。

楽しかった!

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