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ピュアな願い事

七夕が近い。「短冊に書く願い事は何にしようか?」

子供に聞いてみたところ、思いがけない返答があった。

「クッキーを上手に食べられるようになる!」

可愛すぎて鼻血出るかと思った。

メルヘンで平和で可愛すぎて、涙も出る。

そっか、今まで上手に食べれてないと思ってたのね。そっかそっか。


私は小学生の頃、短冊に書いた願い事は
「セーラーマーキュリーになりたい」
だった。

祖母に笑われて恥ずかしかったから、数多くある短冊に書いた願い事のなかでも、覚えているのはこの1つ。


願い事を笑われるのは、本当に恥ずかしい。



でも、あの頃はセーラーマーキュリーに本気でなりたかったんだ。


だから、クッキーを上手に食べられるようになりたいという子どもの願いは、絶対に笑わないと思ったから


笑うのを堪えて(可愛すぎて笑いたかったんだけど)

「上手に食べられてるよ。でも、もっと上手に食べられるようになれるといいね」と言ったら


「「うん!!」」(満面の笑み)


\母、可愛さの攻撃で爆発/



子供って本当にすごいよね。


色んな不安とか、悩みとかあるけど


その願い事と笑顔で、かき消してくれるんだもん。


ありがとう。


純粋な心って、大事だわ。

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