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決断

前回のモヤモヤ記事の次の日。
決断の日はいとも簡単にやってきた。

2022年7月22日。

表参道の路地を入ったところにある、お洒落で豪華な建物の中で、私が通っているコーチングスクールのリアル会があった。
普段zoomだからみんなリアルでは初めまして。でもなんだか初めてじゃない気持ちにさせてくれる同士。そんな愛想の良いメンバーばかりだ。
ちょうど入口で李校長にも初めて会った。
デカイ!!(zoomでは分からなかった)
強さを感じる。笑
(強い人は戦わなくても分かる、これはけっこうガチで)

容姿に圧倒されビビりながら…
「はじめまして中山です」と挨拶。
「いつYawara(李校長が作った原宿にある柔術道場)に来るの」と言われたので、
「行きたいんですけどね〜仕事辞めようか悩んでいて…」
そんな会話をしてすぐ、会は始まった。

乾杯して歓談。
その中で挙手制でそれぞれのゴールや挑戦について熱く語る時間があった。
同期の宣言をすげ〜!っていつものように傍観者になって見ていた。
(傍観者になる悪い癖また出てた)

不意に校長から指名され前に出た。
決断…挑戦…
私が言うのは一個しかない。

「私は柔道を30年間やってきました。日本一にはなれました。ただ、世界一にはなれませんでした。

そして、今、私は指導者をしています。ぶっちゃけ現役に未練があります。だから現役をやりたい。柔術という新しいフィールドで世界一を目指します。

ただ…
今の指導者の仕事をやりながら達成できると思っていません。でも家族がいます。子供もいます。だからずっと悩んでます。

コーチングを勉強し、「やりたいことやりな、できるよ」ってクライアントに言う中で、自分が何もできていないことに気付きました。
…だから、ここで決断します。

仕事辞めます!
柔術で世界チャンピオンになります!
新しい人生を歩みます!!」

泣いていた。人前で泣いていた。たくさんの拍手が聞こえた。

仕事をやめるって簡単なようで、柔道界しか知らない私にとってめちゃくちゃ大きな決断だった。だからすごく苦しかった。
でも李先生の声がけで決断できた。
まさに決めて断った。

同期の方を見たら、何人か泣いてくれていた。
人の挑戦に涙を流してくれる同期。
(私も実際他の人の挑戦や宣言に人知れず涙していた)
絶対に世界チャンピオンになると心に決めた。

その日の帰り電車に揺られながら殴り書きしたメモを下に載せておきます。超リアル。笑
てなわけで、柔術世界チャンピオンへの道もこれから書いていきます!!!


決めた。
心のモヤモヤはとれてワクワクとザワザワとごちゃごちゃの感情。
泣いた。久しぶりに人前で泣いた。頑張れって言われると泣けるし応援してもらえると泣ける。
柔道が嫌いなわけでもないし、チームが嫌いなわけでもない。
でも自分の本音部分のやりたいことはやれない環境だった。
そこからのさよなら。
なんか寂しい気もするし、捨てることは苦しいし、でも自分らしい気もする。
書いておかないとこの気持ち消えると思って書いてる。自分のために。
振り返った時にこの決断が正しいと思えるために。あとは、これだけ決断に苦しんだからこそ、しっかり取り組む。
これがファーストキャリア。新しい人生歩むぞ。2022.07.22

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