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阿波市のエシカル消費のプロジェクト(井戸端会議)に参加してきました

阿波市観光協会のWEBサイトのリニューアルをICTママたちがお手伝いをさせてもらって以来、定期的なサポートをしてたりする関係で、県内の他の地域より元気だなーと思って注目してる部分、移住、農業、そして今回のエシカル消費問題。日常の買い物のシーンであれば、ハードルも低いかも、と。阿波市観光協会の皆さんと共にお話を聞いてきました。

阿波市エシカルシールは子育て世代を支えている

阿波市のエシカルシールのプログラムは、個性的で独自のエシカルシールを張ったアワーズという阿波市にあるショッピングセンターにある産直市場の野菜を買うと、阿波市のファミリーサポートセンター(託児サービス)と連携し、託児の費用を割引しています。これはありがたいことです。100円の大根にシールを貼って、130円で売ります。年間に7万円ほどの善意が集まっているようです。

阿波市ファミリー・サポート・センターは、育児の援助を受けたい人「依頼会員」に、育児の援助を行いたい人「提供会員」を紹介し、代わりにお迎えや預かりなどをしてもらう相互援助活動を行う組織です。※センターの運営は、阿波市が(公財)徳島県勤労者福祉ネットワークに委託しています。

1時間が1,000円の託児を700円にできると、預けて育児休暇中に研修に行ったり、再就職の面接に使ってというもののようです。女性の働きかたを市をあげて応援してくれている阿波市。よく地域で子供を育てる、コミュニティが、というのが難しいと感じる中で、無理しない形で、自分の日常の消費活動が持続可能な形で町の子供は自分の子供のように子育て世帯を支えてるのが阿波市エシカル消費活動の特徴

倫理的な消費って?


買い物に行って、気にするのは品質、材料が安全か、価格、賞味期限・・くらいでしたが、エシカル商品を選ぶことは、なんとなく良いんだろうな、くらいしか理解していなかったのですが、そのなんとなくが少しだけ理解できた気がします。
ロハスとどう違うんだろうという疑問が浮かんできましたが、エシカルは、ロハスの言葉の持つ範囲をさらに広げて、環境、労働など各種社会問題を表す言葉のようです。(リンク先より引用)

エシカルマーク関連シールがこんなにある!

近江商人の三法よしから五法よしへ

近江商人の経営哲学の社会の幸せを願う「三方よし」の精神は、現代のCSRにつながります。

近江商人三方よし。
エシカル消費(倫理的な消費活動)は五方よし。

①環境に配慮
②人権に配慮
③地域を元気に
④未来のために
⑤どこかの地域のために

今日も安定の四国短期大学ビジネス・コミュニケーション科加渡いづみ先生の軽快なトークで平日のショッピングセンターは熱気がすごい。夕方のテレビでもおなじみの阿波弁が冴えます。

あわ・みらい創生社さんの活動を拝見して

私たちチルドリン徳島も子育て世代のお母さんたちの就業の機会を創出することを目的とし、育児や介護中の女性たちに在宅で仕事ができるようなテレワーク(リモートワーク)の研修を行っています。研修にはファミリーサポートセンターの方にセンターまで来ていただき、託児を同じフロアでしていただけるように赤ちゃんルームと託児スペースを設けています。エシカル消費とは持続可能な形で、地域ごとの課題を無理なく続けるコツみたいなのを阿波市の有志の皆さんと話す中で感じました。大根、買って帰りました。

また、徳島県ではこの中央省庁が地方移転を検討する中で、消費者庁が来るのか来ないのか問題があります。新たな「しごと」の創出を期待してるのは山々。

京都 ←文化庁 (済)
和歌山 ←総務省統計局 (済)

徳島 ←消費者庁 (2019年夏に決める)

徳島県消費者行政に関する取り組みについて


今後のイベントなど詳しいことはNPO法人 あわ・みらい創生社までどうぞ。

入田エシカル井戸端会議
徳島市 入田公民館

3月8日13:30〜
エシカルアカデミーin脇町
場所:ナカガワアド アドリブ

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