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鶴屋吉信さんの「京観世」

令和6年6月3日

今日は久しぶりにお抹茶を点てました♪
今回のお菓子は、(念願の!)鶴屋吉信さんの京観世(きょうかんぜ) オレンジです。京観世のオレンジは鶴屋吉信さんの100周年記念で作られたお菓子なのだそうですが、お客様方からの好評を得て、夏季限定のお菓子になったそうです。嬉しいですね😊

実は、この京観世のオレンジを私は食べたことがなくて、気になっていたのでした。今回、ようやく購入することができて大満足。味も品の良い甘さ(控え目の甘さ)でありながら、しっかりオレンジの味も感じられてとても美味しかったです。

京観世というと、この渦巻状の形状になっているのが大きな特徴なのですが、この京観世は、能の流儀の一つである「観世(かんぜ)流」の家元に伝わる「観世水」という水を模した模様がありまして、それをモチーフにして作られたと伺ったことがあります(「観世水」で検索すると、渦巻のような文様がでてきますよ)。

ですので、能楽好きとしては押さえておきたいお菓子の一つなのですよ。

9月になると、京観世に栗が入ったものがでてくるそうなので、これもまた楽しみですね😋

私は、お抹茶は薄茶しか点てられないのですが、薄茶には通常はお干菓子を添えるのが基本なのだそうですね。ですので、落雁をいただくことが本来の作法のようです。

ですが、やはり……美味しい和菓子をゆっくり味わうことを考えると、薄茶ですけど主菓子をいただきたくなります。近年では、薄茶に主菓子を合わせるケースは多くなっているようです。

和菓子は季節を感じられるものが取り入れられているので、自然や四季を実感するのにも良いですね。
洋菓子も確かに美味しいのですが、和菓子のほんのりとした甘さはなんとも言えない奥ゆかしさを感じます。

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