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嫉妬心についての私の見解

皆様、こんにちは☺️
フルート奏者の向(むこう)由佳でございます。
本日もご覧くださり、ありがとうございます♪
感謝致しております。

さて、本日は「嫉妬心についての私の見解」についてお伝えします。

よく……(特にスピリチュアル界隈では)「嫉妬心を持つということは、あなたにもそれができるというサイン」というような話を聞きますし、実際にそのようなことを実行に移す方もいらっしゃるんですけれど、私はそれは間違えた嫉妬の使い方ではないかと思っているんですよね。

嫉妬している方を観察しているとわかるのですが、嫉妬する方って嫉妬している相手の真似はよくなさっておられるんですよね。なので「相手と同じこと」をやっておられるわけですが、それでも「心が満たされていない」ように思うんですよ。

実際のところ、「嫉妬は自分にもそれができるサインだ」と受け取って、実際に実行に移して成功する方も中にはいらっしゃると思うのですが、大多数の方がそれをやっても「幸せになれない」という経験をなさっておられるのではないかと私は思っています。

私が思う「嫉妬のメカニズム」とは、「相手の生き方」に対して「自分の劣等感」が反応している状態を指しているのではないかな?と思うんですね。

つまり、相手がやっていることに対して嫉妬しているというよりは、相手の生き方に反応しているということ。

例えば、私の状況を例に挙げますと、私は中堅の日本人のフルート奏者の方々から嫉妬されることが結構あるのですが、その方々って、フルートを吹いているんですよね。私もフルートを吹いているのですが、なぜ嫉妬するのか?となると「フルートを吹くこと」について嫉妬しているわけではないんですよね。で、勝手に私の演奏法をコピーして真似してるわけですよ。発言も切り取って自分のもののように話しておられる方もいますけど、そのような行動を拝見していると「あぁ、この方々は私に対して嫉妬しているんだな」ということがすごくよくわかるわけです。

簡単に言ってしまうと、自信がないんですよね。

私よりもキャリアがあって、音楽大学をご卒業されていたり、コンクールで上位に入ったりとか、私よりもキャリアも技術もある方々なのに、私のようなひよっこにどうしてそんなに嫉妬するんだろう?と不思議に思うわけです。そもそも、それだけ実力が公に認められているなら、長年独学で学んできた私の演奏法なんていい加減なものなのに、それをコピーしようとするのは非常に変なことだと思います。

なので、もっと堂々と生きられたら良いのに、と思ったりするんですけれど、何でそんなに私に嫉妬するのかな……と私なりに考えたのですが、それはもしかすると、私が生きたいように生きて、自由に発想したりするからなのかな?と思ったんですね。

なので、その方々がやらなきゃいけないことは、自分の中の固定概念を取り払って、自分に正直に生きるということをなさるのが、その嫉妬心への解決方法なんですよね。私の真似をすることでは解決しないわけです。また、劣等感がおありですから、劣等感と向き合って一つずつそれを解消していく必要があります。

なので、「嫉妬してしまう相手と同じことをする」というのは、何の解決にもならないと私は考えています。
それは、自分自身の内面の問題を見つめないだけでなく、本来の自分の魂の目的とは違うものを選択してしまうことになるので、結果として後で苦しくなったり、「こんなはずではなかった」という結末になることもあるわけです。

「同じことをするから自分も幸せになるのではないか?」というのは、本質的な生き方から逸れているんですよね。
魂の目的は人それぞれ違いますから、嫉妬したからと言って必ずしも同じものを自分の魂が求めているわけではないということを念頭においていただけると良いと思います。

嫉妬は悪い感情ではないですが、嫉妬したことに自覚がないと自分の内面を振り返ることもできないので、自分が嫉妬しているかどうかを自分で自覚できると良いですね。

どんな人にも自分の魂の目的があって、それを経験するために地球に生まれているわけですから、固定概念から離れて自分の魂が求めているものに正直に生きられることをお勧めします。

必要な方に届きますように。

※画像は「写真AC」からダウンロードしました

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