見出し画像

自分の近くにいる他人が幸せになっても、自分の価値は変わらない

皆様、こんばんは😊
フルート奏者・作家の向(むこう)由佳でございます。
今日もご覧くださり、ありがとうございます。
感謝申し上げます🩷

さて、本日は「自分の近くにいる他人が幸せになっても、自分の価値は変わらない」というお話しをします。

私たちはよく、自分の幸せや価値を他の誰かと比較して「自分は上だな」とか「自分は下だな」とか、意識的にも、無意識でも、そんな判断をしてしまうということがよくありますよね。

このような比較によって得る幸せは「優越感」、そしてその逆の不幸は「劣等感」です。
真の幸せは、周りがどうなっていようと自分には無関係で、周りがどうあろうと「常に幸せな状態」を指します。そこには、優越感も劣等感も存在しないんですよね。

時々、私に対して「あいつ(私のこと)がデビューしたら、俺の立場が無くなる」という、長年プロの現場でお仕事をなさっておられるプロのフルート奏者の方々から、このようなお声を頂戴することがございます。「アンチは放っておくに限る」と、私はずっと思っていたのですが、やはり、このことをお伝えしないといけない段階に来たと思いましたので、このようなお話をしています。

「人間、誰だって比較するよ」——確かにそうです。でも、なぜ比較してしまうか分かりますか?これは、私たちが洗脳されているからなんですね。「人は競争しなくてはならない」という、ある方々の価値観を植え付けられているのです。子供の頃から。幼稚園でも競争があり、小学校、中学校、高校と、その先もずーっと競争。だから「他人と比較することから脱却することが難しい」のです。

「誰かより優位に立たないと、自分の価値は無くなってしまう」——競争の中で生きている方々は、このような常識の下で生きています。それが正しいと信じて疑わないのです。

でも、それって本当でしょうか?

比較と競争の中で生きている方々がいる一方で、比較を一切せず、競争よりも「協調」や「共存共栄」を大事にしている方々もいらっしゃいます。実は、これからの時代って(すでにこの時代に突入しているのですが)後者の価値観が重視される時代なのですよね。

比較している方にとっては、自分以外の誰かが、それも特に「自分より下」だと思っている人が、優秀な方々から褒められたり立場が逆転する状況というのは受け入れられないでしょうし、それによって自分の価値が減ると思っておられます。

でも、他人がどうあろうと、あなたの価値は一切変わらないのですよ。

誰かに認められることで、自分の価値が高まるというのは、実は「幻想」なんです。どんな方にも「価値」はあります。生まれた時点で「価値」があるんですよね。でも、それが「減ったような気がする」のは、他人と比較して上下を決めたり、優劣を決めたりしているから。

意中の人からフラれたって、自分の価値は全く変わらないんです。
フラれたのは縁がなかっただけ。だから、自分の内面を磨いていけば自分にぴったりの素敵な人と出会えるようになっているのが、この世の仕組みです。

誰かが、素晴らしい人に認められたからと言って、自分の価値が減るわけではありません。
それは、たまたまそのような巡り合わせがあっただけ。むしろ、自分にとっては「確率が増える」という現象なのです。誰かが良い思いをしたら、他の人にも良いことが起きる可能性があるということ。

量子力学の世界でも証明されていたと思いますが、自分の運勢が良くなる予兆とは、「身近な誰かが幸運を掴む」という現象が起きることでもあるんですね。なので、他人と比較していると、この予兆を見過ごしてしまうんですよ。

「街でカップルとすれ違うとムカつく」とおっしゃる方がいるのですが、私はそれを「ラッキー」だと思っています。何故かというと、「自分にも似た現象が起きる予兆」だから。「あ、私も自分に相応しい素敵な人とデートに行ける可能性が高まっているんだな」と、自分の波動の状態をチェックするために私はこのような現象を利用しています。だから「他人の幸せを喜べる人は幸せになる」というわけです。

他人と比較していると、自分の価値が減ったように感じて気分が悪くなってしまいます。他人と比較するのではなくて、比較するなら昨日の自分と比較しましょう。昨日の自分よりも、今日の自分がより良い生き方をすることができたら合格。これを積み重ねていくと、本質的な幸せに近づいていきますよ。

必要な方に届きますように。

※画像は「ぱくたそ」からダウンロードしました

#アンチ
#気に入らないアイツ
#嫉妬
#他人との比較
#競争
#優劣
#比較しない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?