並木良和さんの書籍「最高の死に方をするための 最高の生き方」の感想
皆様、こんにちは😊
フルート奏者・作家の向(むこう)由佳でございます。
今日もご覧くださり、ありがとうございます✨
感謝申し上げます🩷
さて本日は、先日読了した並木良和さんの書籍「最高の死に方をするための 最高の生き方」の感想を書きます。
まず、読んだ感想は、一言で言うなら「とても爽快な気持ちになった」。確かに、現代日本で「死」について話題にするのはタブー視されているところもあり、なかなか死のことや死後のことについて話すというのは難しい状況ですよね。
なんだか「死」について「怖い」とか「よくないこと」というイメージがものすごく強いと思うのですが、実は、「死」つまり「いつかこの世を去る」という人間なら誰にでも起きることについて、並木さんがとてもわかりやすく書いてくださっているのが本書「最高の死に方をするための 最高の生き方」です。
時々、「死に方はあの世で決めてきた上で、地球に生まれてくる」という話を聞くのですが、実際はそうではなくて、「どういう生き方をしてきたか」によって「死に方」が決まってくるそうなのです。ですので、無惨な亡くなり方をしたくなければ、真剣に人生を「生き切る」ことが重要なのだなと改めて感じました。
先日、私が「メメントモリ」についての話を投稿しましたが、そのこととリンクしてくるのですけれど、人は誰しも亡くなる時に「やらなかったこと」について後悔するそうなのです。例えば「あれをやっておけばよかった」とか「もっと家族に優しくしておけばよかった」というように。やってしまったことについての後悔よりも、やらなかったことへの後悔がものすごく多いそうなんですね。
だからこそ、今を真剣に生きることが重要なのだと、並木さんは仰っておられます。
私も今月に入ってから、できる範囲になりますが「やり残しのないように生きる」ということを日々、目標にしています。今日1日やりたいことを存分にできたか、自分に問うた時に「十分やり切った」と思えるような生き方ができているか。これがものすごく重要なんですよね。
なんとなく、ふと「こんなことをしてみたい」ということが浮かぶことがあると思います。その声を無視していませんか?「なんとなく」「ふと」思うことというのは、紛れもなく自分自身の直感であり、潜在意識からのメッセージなんですよね。それを無視して「ま、いいや」と流してしまうと、後々にそれが後悔となって残ってしまうんですよ。
そのようなこともあり、私は最近、「以前から食べたかったもの」をできるだけ今食べておこうとおもって、色々行ったりしているわけです。食べ物だけではないのですが、やり残しのないように生きたいので、やりたいことをする、食べたいものを食べる、ということをできる範囲でやるようにしています。
来週も、以前から行きたかった日本料理のお店でランチを食べにいく予定です。ここも、以前から行きたくて、できることなら婚約者と一緒に行こうと思っていたのですが、そうやって「誰かと行こう」と思って行くタイミングが伸びてしまうと、もし行くことができなくなった時に人のせいにしてしまうことになるんですよね。それが嫌なので、自分でどんどん予定を入れて、どんどん行くようにしています。
また、身近な方への感謝の気持ちもどんどん伝えるようにしています。自分と心が通う方には、感謝もしますし、優しく接していきたいものですね。このようなことも「やり残しのないように」日々、行うことも大切なことです。
フルートのレッスンや狂言を習いに行っていることも「やり残しのないように、経験したいことをやる」ということですし、こうして自分の言葉を公に公開しているのも自分の人生に後悔しないためなんですよね(本を書くことは実現するかどうかはわからないけれど、自分の言葉は公開できる手段があるので、このようなツールを使って投稿するわけです)
もしかしたら明日は無いかもしれない。
そんなことを思うと、急に怖くなったり、不安になったりする方もいらっしゃるかもしれませんが、つい私たちは先延ばしをしてしまう生き物なので、できるだけ意識的に「(できる範囲で)やりたいことは全部やる」と思っていると、実はものすごく人生が充実してきて自分の心が満たされていくんですよね。
「心が満たされると創作意欲が無くなる」などと仰る方もいるようですが、そのような方は、批判ベースで物事をお考えなのかな?と思いました。不満が原動力になっているのでしょう。もちろん、そのような方もいらっしゃるかもしれませんが、自分を満たしていくことが世界平和にもつながっていくのです。だって、自分が満たされていたら、他人を攻撃することもありませんし、人から奪うことも考えないですからね。これからの時代は「愛と調和の時代」ですから、自分が満たされていないと社会の中で取り残されるということも起きてしまいます。
自分が満たされることは罪ではないですし、むしろ、どんどん自分を満たしていく方が全てにおいてうまくいく秘訣だと私は思っています。自分が満たされるだけ満たされて「あー、楽しかった」という気持ちで最期を迎えるのが最高の肉体の脱ぎ方なのではないでしょうか。
必要な方に届きますように。
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