不安や恐れをベースに生きていると、人から奪うことばかり考えてしまうようになる
皆様、こんにちは😊
フルート奏者・作家の向(むこう)由佳と申します。
本日もご覧くださり、有難うございます。
感謝申し上げます🩷
さて。本日は「不安や恐れをベースに生きていると、人から奪うことばかり考えてしまうようになる」というお話をします。
普段、私たちは様々な思考のもとに行動をしているわけですが、その行動のもととなる「思考」が不安や恐れがベースになっているのか、それとも愛や感謝がベースになっているのかで、その人の行動がまるで違うものになってしまうのですよね。
よく、テイカーとか、ギバーなどといった言葉を聞きますが、テイカーとは「貰うことばかり考えて行動する人」、そして、ギバーとは「与えることを考えて行動する人」ということでもあります。
テイカー(taker)の方は何故、貰うことしか考えていないかというと「自分は損したくない。とにかく、自分が得することだけを考えたい」というマインドなのですよね。そして、このマインドのベースになっているのが「不安や恐れ」なのです。なので、人と沢山繋がりたがる傾向があるのも、テイカーの方の特徴なのですよね。とにかく人と沢山繋がって得をしたい。自分からは何も差し出したくない……という傾向があります。何故なら、人に何かを与えることは、損をすることだと考えているから。
一方のギバー(giver)の方は、「愛と感謝」を基軸に行動するので、「無償の愛」で人と接します。つまり、相手に何かをしても見返りを求めないんですよね。ただ、一つ重大なポイントがありまして、本物のギバーは、まず一番に「自分で自分に与えること」を欠かしません。自分で自分に与えているからこそ、余裕ができ、人に与えることが出来るわけです。そして、見返りがなくてもなんとも思わないんですよね。何故なら、与えることに心からの喜びを感じているから。
自分に与えていないのに、人にばかり与えていると自分が枯渇して苦しくなります。これは、ギバーではなく、自己犠牲。自己犠牲をしていると、テイカーの餌食になってしまうのです。
ギバーは、自分で自分を大切にすることが出来ているので、テイカーにNOと明確に言うことができます。ここを有耶無耶(うやむや)にしてしまうと、テイカーに都合良く使われてしまうのですよね。テイカーはギバーにたかるので、よく人を観察してテイカーなのかどうかを見抜く必要があります。
テイカーかどうかを見抜くには、やはり自分で自分を大切に出来ていないと見抜けません。テイカーは別名「クレクレ星人」ですから、きっぱりとお断りしないと、搾取されてしまうので気をつけましょう。そして、テイカーとは縁を切るなり、関わりの濃度を薄くするなどして、自分の身を守りましょうね。
テイカーは、クレクレ星人であり、エネルギーバンパイアでもあります。心理学的に言うならば、自己愛者です。このように言うと、テイカーの特徴が明確になりますね。
テイカーは、相手に何かしてもらっても感謝はしませんが、相手に感謝を求めます。そして「⚪︎⚪︎してやった」と恩着せがましいです。してもらうことが当たり前だと思っていたり、こちらが断ると、急に下手(したて)に出てペコペコしたり、やたらお願いしてきます。また、「これだけ頑張ってるんだから、認めてよ」などと言ってくることがあります。こちらがテイカーの要求に沿わないと逆ギレする事もありますね。ここまでお伝えすると、テイカーは典型的なモラハラタイプということが、お分かりいただけるかと思います。
自分がテイカーにならないようにするのは勿論のこと、テイカーに絡まれないように気をつけたいものですね。
かく言う私もかつてはテイカーでした。でも、自分を大切に扱ったり、自己受容を進めていくうちにギバーに変わる事ができました。
自分はテイカーかも知れないと思ったあなたも、自分を大切に扱ったり、自分の良い面も悪い面も丸ごと受け入れて(自己受容)愛してあげられるようになったら、ギバーに変わる事ができますよ。
必要な方に届きますように。
※画像は写真ACよりダウンロードしました
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