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イライラの手放し方。

【ゆるすということ】

ジェラルド・ジェリー・ジャンポルスキー
訳:大内 博

という本を、読みました。
今日はその本のアウトプットをしようかなと思います♩



ゆるすとは、手放すこと。


では、手放すとはどういうことなのか?

生きていると、どうしても許せないことってありますよね?

例えばニュースで、いたたまれないような
残虐な犯罪を見ることがあります。

勤務先の嫌味ばかりいう上司がイヤだったり、
親の言い方がいつも自分を責めてるような物言いで
イヤな思いをしたり。

生きていると、イヤなことって
たくさんあります。

この【ゆるすということ】という本に書かれていた言葉を借りると、
手放すというのは、
「まぁそんなこともあるよね」と見逃すことではない。
嫌だったことを、よしとすることでもない。
怒りや罪悪感に、
“こだわり続けることをやめること” である。

と、ある。

ゆるすとは、今この瞬間を100%生きて、
100%愛することだそうだ。

とはいっても、腹が立つようなことは
そうそう簡単にはやり過ごせないし。
どうしたらイライラせずにいられるのでしょうか?

この本を読んで、
自分のことに当てはめてみたんです。

私の例え話2つでしますので、
これを読んでくださってるあなたの、
捉え方やイライラ対処のヒントなど・・・
何かしらの参考になれば幸いです。


私の、ゆるせないこと(1)

【父と母の離婚】

私の両親は、いわゆる熟年離婚。
兄弟がみな成人してからの離婚でした。

結論的には、離婚したからこそ母は
自分の生き方を見つけ出し、
今までにないくらいに幸せそうに生きている。

父は認知症になったりして今は施設で生活しているが、
お酒もタバコもないし、規則正しい生活をさせてもらっており
過去で1番健康的な生活を送っているように思います。

私がゆるせないのは、どこなのだろうか?
考えてみました。
すると、今まで言語化してこなかった
自分の気持ちに気がついたんです。

私は、父と母が2人揃ってる実家に、
“子ども達を連れて帰省すること” 
が夢でした。

バーベキューなどアウトドアが得意な父と一緒に、
色んなことをしたかった。
子どもたちに、おじいちゃんおばあちゃんとの
田舎での楽しい時間を経験させたかった。
というか、私が童心に帰って楽しみたかったのかもしれない。

川や海、山で父とアウトドアを楽しんだら
帰ったら、自分が子どもの頃よくやっていた
お庭でのバーベキュー。

おばあちゃんと孫たちでお風呂入って、
みんなでワイワイと夜を過ごす。

−−−そんなことが、夢でした。

あまり大きな声では言えないが、
思い出の実家は、何年も前に他人に渡してしまっている。
こういうことをまるっと全部、悲観的に思っていたのだ。
そう思い続けていることで、
叶わない夢を父と母のせいにしたまま、
今までしんどかったんだと思う。

しかし私は、この本に出会って
そうやって過去にこだわり続けることをやめようと思った。
過去ではなく、【今、この瞬間】を生きよう!と。

そうすると、
・「今の」父とできることは何か?
・「今の」母とできることは何か?
と考えることができた。

父と母は別々に暮らしているし、
実家もないが、でもありがたい事に
2人とも元気に生きている。

命ある限り、手紙・TEL・会いに行く・・・など、
父と母との時間を作る方法はたくさんある。
「今」の家族の形を楽しんでいけたらいいし、
私にとっての父は、父しかいないし
私にとっての母は、母しかいない。

両親と過ごせる命ある限り、
共に過ごせる時間を楽しんでいこうと思いました。

私の、ゆるせないこと(2)

【産後、太った自分】

実は私、産後10キロ太ったまま、なかなか戻れずにいます。
産後の体型は、悩む方も多いのではないでしょうか?汗

私は、専門学生時代はメイクを学び、
ファッション雑貨屋の店員さん。
昔からオシャレが好きでした。
少なからず、女という生き物は
自分の思い描く「かわいい姿」でありたいと
思ったりするのでは?私だけかな(笑)

それから20年も歳を重ね、
更に産後太った自分。。。

「痩せなければオシャレができない」と、
そんなふうに思っていた。

でも、本を読んで
そう思うことを手放したんです。

本当に、痩せないと、オシャレできないのかな?
痩せないと、可愛くできない?
痩せないと、好きな髪型やネイルできない?

いやいや!
そんなことはないですよね!
過去の自分にこだわり続けていたのは、
自分だったのです。

痩せない自分のせいで、
おしゃれができていない。
許せないのは、痩せれない自分!!!
そう思っていたのです。

でも。
今、この瞬間に
「痩せれない自分を」ゆるすことにする。
痩せれなくてしんどくなるのを、やめる。

痩せてなくてもいいじゃん!
痩せなくても、
かわいい服はあるし、ネイルもできるし、
やりたい髪型にしたらいい!

健康維持できる範囲で、
体を動かしたりして♩
【今の自分】を楽しんだらいいのだ!と思えたんです。


あなたの、ゆるせないことはありますか?

わたしの例え話を、2つしてみました。
皆さんはどうですか?
なにか許せないこと、ありますか?
むしろ、ゆるせないことって
日常にゴロゴロと転がってる気がします。

こんなふうに、過去の出来事・・・
そうだな、例えば
パワハラ上司へのゆるせない気持ちとか!

・何に腹が立ったのか?
・その中で、手放せる思いや気持ちはないか?

私たちの人生は、無限ではない。
限りある命だからこそ、
「今、この瞬間」を幸せに過ごしたい。

“イヤだったな”
この感情をいつまでも大切にしているほど、
人生は長くないのです。

ほら、口角上げてみてください。
あなたの笑顔は、とっても美しい!

ちなみに!怒りの感情には、
裏にもう一つの感情が隠れていると言われています。

この辺りはまた、別の機会に書きますね♩
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。^^

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