愛すべき私のテキスト分人
なかなかnoteが更新できなくなっていましたが、無理矢理にでも時間を作って書いている方が、自分にとってよほど落ち着くことを思い知らされます。
というのも、私は人の才能を可視化するツール「ストレングスファインダー」の診断で、コミュニケーションという資質をトップ5に持っています。
コミュニケーションは言語に対して発揮される資質で、話したり書いたりといった言葉を使った方法で何かを表現するのが得意で、好きである傾向があります。
書いていると落ち着くのは、当たり前なのですよね。大事にしよ。
言葉の力。
何度も、何度も欲しいと思った力です。
私にもっとたくさんの人に伝える力があれば。誰かの心に届く言葉を紡ぐことができたら。
クライアントさんのWEBサイトが完成したとき、インタビュー記事を公開するとき…。
その力が欲しいと、これからも、何度でも思うのでしょうね。
言葉を書かない日がない、わたしの日常
ものすごく大きな力はなくても、毎日毎日、結構な量のテキストを書いています。私の仕事って、ほとんど何か書くことから始まるんです。
経営している会社のメンバーへのメッセージや、会社のSlackに毎朝書いているモーニングノート、会社の公式note、クライアントさんとのやりとり、運営する複数のコミュニティでのコメントのやり取り。
加えて、好き好んでTwitterやnoteも個人でやっているから、一日に打つテキストの量ってどれくらいなんだろう。数えたら引きそう。
これ以外にも、お仕事としてメルマガを書いたりレポート記事を書いたりしているわけで、もう文字通り一日中書きまくっている。
ついには自分のことを「テキスター」と称するようになりました。ダサいって言われても、私はテキスターであるのです。
自分の考えや気持ちを言葉にすることが苦手な会社メンバーからは、そのスピードと量が異常だと言われます。
それくらい、人によって息を吸って吐くようにできることが違うんですよね。私にとってなんでもないことが、人にとってはうらやむ才能だったりするし、逆もまたしかり。
ただ私の書くことへの才能って、ライティングと呼べるような代物ではなくて、「テキストコミュニケーション」だなって最近思うんです。
私の分人は、「テキストすごく良い人」です
「分人」ってご存知ですか?
分人主義という考え方を、私は平野さんの本で知りました。
「本当の自分」といえるようなものは存在しないと、この本で言ってもらって、なんだか楽になったんです。
家族といるときの自分、恋人といるときの自分、仕事をしている自分…。いろんな自分がいて、ばらばらになっていくような気がすることもあったから。
あるのは生きていくなかで関わるそれぞれの相手に対する「分人」であり、「本当の自分」だと思っている自分は、「分人の集合体」に過ぎない、という分人主義の考え方は、とてもしっくりときました。
とても大好きな本です。ペタって貼っておきます。
で、私には、テキスト用の人格のようなものがいるんです。「テキスト分人」と名付けているのですが、私のテキスト分人はめちゃ良い人なんです(笑)
明るくて、ポジティブで、活発で。なんだかいつもやる気。
私がこうありたいと思うような人が、そこにいるんです。テキストだとそうなれる。
だから書いていると幸せで、書くことが全然苦じゃないんだろうなぁ…。
何の役に立つのかあまりよくわからなかったけれど、リモートワークが当たり前になったり、オンラインでつながることが一般的になった昨今、ものすごくこれが役に立ってくれています。
コミュニケーションの多くの部分がテキストで行われているんですから、テキストでのやり取りが気持ち良い人は、当然得しますよね。
どれだけメッセージが来ても、メンションが飛んで来ても、苦じゃないし、良い人感出して返せる。
うん。ありがとう、私のテキスト分人。
でもこれ、生まれ持った特性のようですが、実は違うんです。
当たり前ですが、生まれたときから書けたわけではありません。もちろん、話せないですしね。
言語って獲得するしかなくて、だから、書くことも書いていくことで鍛えて行くものでしかありません。
好きだと習得は早いですが、こつこつ鍛えることで身についた筋肉はゆるぎません。
書き筋を鍛えること、私は会社の人に勧めています。
ここから結構、重宝される力だから。
私も、またこうして書いて書いて、鍛えていくつもりです。
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Yuka Shibayama
会社を経営したり、オンラインサロンを運営したり、秘書をしたりしているワーママです。
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