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離島って、もっともっと遠い場所だと思ってた

私は、この上もなく旅が好き。

いつもと違う場所へ、いつもと違う乗り物に乗って。その移動時間さえ、愛おしい。不便を許容することも、見たことないものを目にすることも、すべて新鮮。
自分の感性が剥き出しになってさらされる、稀有な時間の一つが「旅」だと思うんです。

Covid-19が猛威を奮っている今年だけれど、機会を見つけては許される限り国内を旅したし、仕事でも移動がありました。
実は今年、こんなことになるとは露知らず、ANAのプラチナステイタスを取るために「修行年」と定めていたんです。

流石に無理か…、と思ったものの、ANAが「新型コロナウイルス特別対応」として今年1月から6月のプレミアムポイントを2倍にすると発表したものだから、諦めないことにしました。

きっとこんな、よくわからないチャレンジをしなかったら、なかなか行き先に選ばなかっただろうなと思うのが「石垣島」でした。
沖縄には2年ほど前に突如としてハマりまして、ちょこちょこ訪れていたのですが、なんだか「離島」になった瞬間、ハードルが上がるんですよね!

これはもちろん心理的なもの。
調べてみれば、宮古島だって石垣島だって、直行便が出ているんです。沖縄に行けるんだったら、何ら変わりない。
まぁ、ちょっとやっぱり航空運賃は高いんですけどね…。
とはいえ、飛行機はダイナミックプライシングだから、時期やチケットの種類によっては安くも行けるわけです。

プレミアムポイントがたくさん貯まるし!
こんな時期だから、観光なんてできなくていい。ホテルで仕事ができたらいい。
謎の決意で向かってみました、石垣島。

石垣島は、よく見ると、沖縄本島からさらに先、もはや台湾が目の前なんです。そんなこともよくわかってなかった気がする…。

沖縄の海は、それなりに世界のビーチリゾートを旅してきた上で思うのですが、かなりの美しさです。
初めて慶良間ブルーを目にした時には、こんな美しいものがあるのかと世界に誇りたい気持ちになりました。

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去年の沖縄、慶良間諸島でシュノーケリングを楽しみました


上空から見た石垣島は、さすがに美しい。もう、飛行機から島を見下ろしているだけで胸がいっぱいになるレベル。
よく見ると、海に映る飛行機の影。
こんな光景、初めて見ました。忘れられない景色になりそうです。

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羽田からたったの3時間半。安く行こうと思えば、成田からLCCで1万円台で行くこともできます。

なぜ、あんなに遠いと思っていたのか
。無意識に設けてしまう心のハードルって、すごい。

もう、どこにあるかさえも把握しようとしていなかった竹富島なんて、石垣島まで行ってしまえば、予約不要・その場でチケット買って飛び乗れる定期船で、たった10分で着くんです。

トップ画像にもした、竹富島のコンドイビーチの美しさは、言葉を失うほど。白い砂と、なんともいえない青い青い海。
どうして自分には関係のない場所のように、思っていたのかな。

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旅には、時間もお金もかかります。
私だって、社会に出てからの数年間は、休み方がよくわからなくて旅なんて全然していなかった。子どもを産んでからの数年間も、自分の欲求の出し方がわからなかった

それでも、自分の好きってなんだろうということに向き合い続けて、小さな小さな自分の声に耳を傾けられるようになろうと努力をしました。
誰かの"普通"や、"常識"の言うことを聞く前に、まず自分の声を大切にしたい。それはちょっとでも無視すると、途端に小さく消えてなくなってしまうから。

その結果、稼ぐことが必要なら稼ぐことを考えるし、自分の時間を自分の手に取り戻す必要があるなら、そのためにどうしたらいいか考える。
行動することはとても大事だけれど、行きたい方向を向いて行動しなければ、闇雲に動いてもたどり着けないんです。

遠い遠いところにあると、なぜか思っていた離島に、足を踏み入れることができた。次はもっと軽やかな足取りで、行きたいところに行ける気がしています。

どんなに遠くても、行く術があるのなら、それは誰かが歩いた道。私だって、行きたいと思う気持ちがあれば、行けるのだ。

それは、旅以外にもまったく同じことが言えるのですよね。

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石垣島の川平湾。
飲料の会社に勤めているとき、ラベルにここの写真が使われて以来、憧れていた場所です。

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Yuka Shibayama
会社を経営したり、オンラインサロンを運営したり、秘書をしたりしているワーママです。






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