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おむつかぶれの対処法。娘と私の奮闘記①

娘は、生後2週間程でおむつかぶれになりました。
それから1ヶ月経ちましたが、現在もまだ皮が剥がれているので、こまめにおむつ替えをしてお薬を塗っています。

息子もおむつかぶれになりましたが、娘は受診したら重度と言われてしまいました。

今回は、おむつかぶれの対処法についてまとめます。


おむつかぶれの経緯

夜間、綺麗に拭けなかった・おむつ替えの間隔が空いたためです。

生後2週目に実母が手伝いに来てくれたので夜間のおむつ替えをお願いしました。

母が対応した翌日、一晩で娘のお尻は真っ赤になり沢山の湿疹ができてただれました。

母は落ち込んでいましたが、責めるわけにもいかず、後は自分で乗り切ろうと覚悟を決めました。

✅背中の方まで優しくしっかり拭く
✅少なくとも4時間でおむつ替えする

必要なことはこれだけだったと思います。
新生児育児舐めてたかも、と娘には申し訳なく思いました。

娘の症状

発疹・発赤、水疱・皮剥けで、皮が剥けた部分はおしりを拭くたびに出血していました。
背中の方まで広範囲にただれていて、おむつ替えで見るのが辛かったです。

一旦、こまめなおむつ替え、1日2度のシャワー浴、ワセリンで患部を保護して様子を見ました。

息子もおむつかぶれになったので、汚れを綺麗に洗い流す・十分に乾かして保湿するのが大切と知っています。
ただ、娘には申し訳ないのですが、何度もシャワー浴して保湿するなんて現実的ではありません。

あまりに大変なので、後述しますが別の方法に切り替えました。

症状は悪化しませんでしたが大きく改善せず、3日後に小児科を受診しました。

小児科受診

小児科医には、「これは重度ですね。来てもらってよかったです。」と言われました。
「ママ、今の対処法ほぼ合ってるよ。辛い時期なのに頑張ってるね。」と言われ、やっと気持ちが落ち着いた気がしました。

先生にはおむつかぶれの第一選択薬である
アズノールと亜鉛華軟膏を処方してもらいました。
もし、これで改善しなければステロイドを検討することになりました。

アズノール
炎症性皮膚疾患治療剤です。
炎症を抑え、傷を治す作用があります。
ワセリンのように油っぽい塗り薬です。
ちなみに、赤みのある乳児湿疹などにも使えます。

亜鉛華軟膏
収れん・消炎・保護剤です。
皮膚の再生を促進して、炎症を抑えます。
肌に密着して汚れを弾く白い塗り薬です。

おすすめのおむつ替え方法

手順

おむつ、おしりふき、ティッシュ、薬、霧吹きを準備します。

霧吹きでおしりをぬるま湯で流し、おしりふきで優しく拭きます。

ティッシュで水分を取り乾燥させます。

アズノール軟膏を塗り、その上に亜鉛華軟膏を肌が見えないほど厚く塗ります。

注意点

霧吹き

霧吹きは、100円ショップのスプレーボトルが便利です。

私はホット飲料のペットボトルにスプレーのノズルをつけて使用しています。
夜間は、調乳のように熱湯をタンブラーに入れて近くに置いておきボトルに注いで霧吹きとして使っています。

霧吹き状であれば結構熱いお湯でも、肌に届くのはそこまで熱くありません。
使用前に温度を確かめることをお勧めします。

ちなみに、ドレッシングボトルを使う方もいるそうです。

薬の使用回数

薬は1日2回や数回と記載されますが、おむつ替えの度に塗り直して問題ありません。
どうしても霧吹きで洗い流したりできない時は、おしりふきで拭いた後に薬だけも追加で塗ることをお勧めします。

ちなみに、一度全て薬を流したい場合はベビーオイルを塗ってからお風呂に入れるとキレイに落ちます。

とにかく時間との勝負

おむつを着けていない時間が長くなるので、おむつ替えに失敗してお洋服もシーツも替える可能性が高いです・・・

備考

病院受診

生後1ヶ月までは産院の小児科を受診するのが一般的です。
1ヶ月健診で問題ないと判断されてから、かかりつけの小児科を決めて通うことが多いようです。

赤みだけなら軽度なので様子を見ても問題ないですが、出血があったりおむつ替えで泣くほど重度の場合は受診した方がいいと思います。

また、オンライン診療もできますが、基本的に薬の処方は何度か使用している定期処方に限ります。

市販のお薬

症状が軽い(赤みがある程度)、病院受診が難しい、治りかけの場合は、市販のお薬で様子を見ることもできます。

ポリベビーは亜鉛華軟膏に似た使用感で、白くて固い塗り薬です。

プロペトは精製度が高いワセリンで、患部を保護する油っぽい透明の塗り薬です。

娘の経過

娘の場合、
生後2週間で重度でしたが、生後1ヶ月で軽度になりました。
2週間程度で皮剥けは小さくなり、出血はほぼありません。

1ヶ月健診では、あと1ヶ月同じ対応で様子を見るよう医師に言われました。


おむつかぶれは一度できると結構長引きます。

親は大変ですが、できる範囲で清潔・乾燥・薬による保護が大切だと思います。

以降、②に続きます。

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