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【授業の導入:社会】ゲーム感覚で取り組めて熱中する「地名探し」


担任をしていた頃、
4年生の社会の導入でよく「地名探し」をしていました。


「地図帳の〇ページを開けた人から立ちなさい。」
と指示して、
その中から任意の地名を探させる。
見つけたら座らせる。


たったこれだけなのですが、
不思議と子どもたちは熱中するんですよねー。
「ウォーリーをさがせ!」や
「ミッケ!」に通じるものがあるのでしょうね。


単に地名を探させるだけでもいいのですが
時には何かテーマがあると
より盛り上がったりします。


これまでやってみた中から
いくつかご紹介しますね。



*クラスの友だちの名前の地名探し

クラスの子どもの何人かの名前があるページがあれば、
それを見つけさせます。
たまには「〇〇先生を探せ!」バージョンになることも(笑)
ちなみに私の名前は
今のところ見つからないんですよねー。


*青森、岩手のページで「〇戸」探し

一戸、二戸、三戸・・・。
漢数字+戸の地名を探させます。
さて、一~十までそろっているかな?



*地図に描かれている絵を探す

地図帳には所どころに絵が入っています。
特に、東京都の拡大地図には、
いろいろな建物の絵があるので
「国会議事堂」や「東京ドーム」などを見つけさせると、
子どもたちも
近くにあるいろいろなものを見て大盛り上がり。



*都道府県さがし

最初の方にある日本地図(都道府県がはっきりわかるもの)
を開かせて
「〇〇県」を探させます。
慣れるに従い見つけるのがどんどん早くなっていって、
遅い子の焦りようがまた面白い(笑)←え


*外国の国さがし

地図帳の最後にある「世界地図」から
任意の国探しをします。
国名に詳しくてよく知っている子にはいいのですが
なじみのない子には手掛かりがなさすぎるので
早く見つけた子に、ヒントとして
・どの地方にあるか(ヨーロッパ、アフリカなど)
・北の方か、南の方か
・何色で表されているか
などを言わせていくうちに
見つける子が増えてきます。



そんなこんなで、
地図帳は社会で毎回使う必須アイテムでした。
もし地図帳の登場回数が少ない場合は、
ぜひぜひ試してみてくださいね。


そうそう、
中学年で地域の副読本を使用する時は、
副読本の最後にある、その地域の地図で、
地名探しや小学校探しをしていました。
これも子どもたちは楽しく取り組んでいましたよ。



要するに、「さがす」という活動に子どもたちは熱中する、ということですね。




音声配信でも、お話しています。



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【ワーク】 「探す」活動には、他にどんなものがあるか考えてみよう。







(取り組むことで自分の考えが整理されます。ご自分のノートでも、コメント欄でも、書いてみてくださいね)


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【質問】何を見つけますか?






(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)
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