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ついに、この日が

1年間の企業研修を終えて1年以上経った今年。やっと所属校でSpringin‘を実践することができました。

これもSpringin‘がクロームブックでできるようになったから。そして、自分が所属する自治体がSpringin‘の導入に踏み切ってくれたから。感謝です。ありがたい。

なるべく早くやってみたいと思っていたものの「担任でなくなってしまった。他のクラスを借りるのも気が引ける」「先生たちに先に使い方を知ってもらう必要があるかも」など考えて二の足を踏んでいました

しかし、思いがけないチャンスが巡ってきました。それはテレビ取材の依頼です。研修でお世話になっていた会社がテレビ局の取材を受けることになり、その関係で「小学校でSpringin‘を実践しているところを紹介したい」とのこと。その実践をやってみないかとお声かけいただきました。

「テレビの取材で」と理由をつけるとなんとお願いしやすいことか。6年生の2つの学級で今週実践してみました。授業で取り上げたのは「コロコロゲーム」。教えやすいし、子どもも楽しいかなと思ってでした。

やってみると子どもってすごい。言われたことを理解するだけでなく、どんどん挑戦して自分なりに作ったりアレンジしようとしたりする。

印象的だったのは、後半の自由創作の時間。
「他の友達の作品見に行ってもいいよ」と声をかけても、ほとんどの子どもが一切立ち上がらず、自分の作品作りに夢中になっていたこと。教師としては「友達のアイデアから学べることもあるかな」と思って声をかけたものの、まずは自分でどんどん試したいんだなと、じっくり考えている姿を実感しました。

あっという間の45分。「プログラミング教育って、学校現場での実践はすごく難しく捉えられているのかもしれないけど、そんなことはないよなぁ」って久しぶりに実感した、貴重な時間でした。

さて、Springin‘を終えた子どもたち。「先生、休み時間もやりたい!」「次はいつやるの?」と口々に言っていたそうです。
そして言われた担任も「じゃあ、今度図工で3時間ぐらいSpringin‘の時間とろうか。みんなで自由に作ってみよう」と決断したとのこと(この担任の判断もすごい)で「やって良かったな」と嬉しくなりました。

テレビ取材のお陰で、教育委員会や管理職含め、多くの先生たちに見てもらえた今回の授業。子どもだけでなく、見て下さった先生たちからも、とても好感触でした。
せっかくだし、他の学年でもどんどんできそうだな、と考えています。先生たちに教える前に子どもたちに直接教えてしまえばいいのかなと。そうすれば先生たちに研修するときには「使い方を知ってもらう時間」ではなく「授業でどう使うかを考える時間」にできるのかなと思います。

余談ですが、今回「Springin‘classroomマイスター」という称号をいただきました!
誇らしいです。

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