小学校教師、企業へ
こんにちは。いわゆる自己紹介の記事です。
福岡県で小学校の教員をしています。KAZUです。
教員経験は16年。
今年は学校現場を離れ、しくみデザインという企業で長期社会体験研修を受けています。(いわゆる企業研修です)
「企業研修って何?」「何でそんな研修受けてるの?」この場を借りて紹介します。
★教師の常識は、世間の非常識?
大学を卒業した22歳。私は、すぐ教師になりました。
そこから、いろんな子どもたちや保護者の方と出会ってきました。
自分で希望していた仕事ができ、楽しかったのですが、この16年、ずっと引っかかっていた言葉があります。
それは「教師の常識は、世間の非常識」という言葉。
これ、初任者研修で言われた言葉です。
「教師が出会う多くの保護者は、一般企業で働いている。しかし、教師は学校しか知らない(学生の時も、就職しても)。子どもたちも将来教師になる子ばかりではない。教師は広い視野をもつべきだ」ということ。
「そんなこと言われても…」という思いがありつつも、説得力のある言葉でした。
…いつか、企業で働いてみたい。そんな思いをずっともっていました。
★教師とは
教師という職業は、際限のない仕事です。
「子どものため」と思えば、どこまででもやることが広がっていきます。
また、そういう価値観も相まって、たくさんの授業研究が行われています。
校内だけでなく、ときには校外の先生たちとも集まって、授業について仮説を立てて、実践して、振り返る。何が良い授業が追及する。日本の教師は先進国の中でもかなり忙しいそうです(授業以外の仕事もたくさんありますし…)
現場には「専門研修=美徳」という雰囲気があります。
実際に
「子どものための仕事は忙しくても引き受けるべき」
「研修の誘いがあったら、返事は『はい』か『YES』」
と言われたこともありました。
★勧められるままではなく
教師として働き出して15年経った去年の秋。
上司から「この研修に申し込んでみないか」とお誘いを受けます。
それは、ある大学の附属小学校での長期研修でした。
いわゆる「専門性をもっと高められる研修」です。
…迷いました。
これを受ければ「教師としての授業力は上がる」
でも「専門性を高めるだけでいいのか…」
そんなとき、思い出したのが企業研修でした。今しかない!
「企業での研修を受けたいです!」
次の日、校長先生にお願いし、申し込みました。
勧められた研修を断るのはあまり良いこととはされないのですが、「直接の授業力の向上につながる」とかではなく、「広い視野をもてるように」「長い目で見たときに自分の人生や子どものためになるように」との思いでした。
★しくみデザインとの出会い
通知をいただいたのは、3月。研修を受けられることが決定したのですが…
しくみデザイン??
初めて聞く会社の名前です。
恥ずかしながら、この会社のこと、そしてSpringin'のこと、全く知りませんでした。
「どんな会社だろう?」「どんな仕事があるのかな?」
HPを見たり、Springin’を使ったりしながら過ぎていった3月。そして始まった4月からの研修。
★何が活かせるか
さぁ貴重な一年。
この期間を思い切り楽しみつつ、学校現場に活かせることを追求する毎日です。(もちろん、少しでも会社の役に立てるように頑張りたい!)
ここで学んだこと、Springin’のこと、自由にnoteに書いていきたいと思います!どうぞよろしくお願いします。
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