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【SHIORI】一歩を踏み出す勇気〜nanako〜

「今日の出来事はずっと覚えておきたい」そんな気持ちになったことありませんか?

SHIORIはその名の通り「栞」を挟んで、好きな時に好きな人のエピソードを見られるインタビュー記事になります。

こんな気持ちの時はあの記事をもう一度読もう。そんなふうに誰かの想いが誰かの道標になりますように、、

nanakoさんについて

今回インタビューさせていただいたのは、「キャンドルアーティスト」のnanakoさん。

10年間働いた会社を辞めてデザインを学び、そこからキャンドルアーティストになった今、彼女が語る気持ちや、人生の上手な進み方を聞いてきました。

「私には何が向いているのかわからない」「前を向いて進めない」そんな一歩立ち止まってしまった時に読んでほしいです。

キャンドルアーティストになったきっかけ

実は2023年の初めの頃は「キャンドルアーティスト」という言葉も知らなかった彼女。きっかけはあったのでしょうか?

『SHEメイトさん(SHE likesの受講生の総称)がキャンドルを買っていたことがきっかけ。可愛くてとっても綺麗でした!

そこからハンドメイドの世界にのめり込み、東京ビッグサイトで行われていたハンドメイドイベントに遊びにいきました。

レジン・木工・お洋服などほんとに知らない世界で、とっても輝いて見えました。そこで出会ったのがキャンドル。綺麗に輝く炎やさまざまな形の虜になり、家に帰ってからスクールを調べたことが大きな分岐点だと思います。』

キャンドルアーティストになって良かったこと・悪かったこと

新しい挑戦として始めたキャンドルアーティスト。良かったなと思ったことがたくさんあったようです。

『キャンドルってロウソクでしょって思われるかもなんですが、本当に奥深くて可能性が無限大なので、永遠に楽しめるところがとても良い点!ロウソク以上の存在です!

素材の量を変えてブレンドしたり色を変えたり容器を変えたりとこだわりはつきません。』

デザイナーの経験もしっかりと生かして楽しまれているようです!逆に悪かったことはありますか?

『道具が必要になるので、生活の空間がキャンドルに侵食されていくことです。場所に縛られずに働きたいひとには向いていないかなぁ。いつかキャンドル専用の場所が欲しいですね』

ハンドメイド系はデザイナーと違ってパソコン1つで!みたいな謳い文句は言えなくなりますね。
自分の働き方も意識して職をみつけたほうが良さそうです。

デザイナーを手放した理由

さあ、デザイナーというお話も少し出てきましたが、もともとデザイナーという肩書きを持っていたnanakoさん。なぜそれを手放してキャンドルへ移行したのか。ここには大きな心の変化がありました。

『デザイナーとしてお仕事をしていく中で、デザインだけでいいのかな?というかしっくりこないというか…もやもやがあって。私は本当にこれでいいのかと迷走し始めたのがきっかけです。そんな時にライフデザイン講座に出会いました。

正直マインド系は信じられなかったし怪しいとさえ思っていたんです。でも、ライフデザイン講座を受けてからは、自分に向き合う時間が増え、「やりたいな」の気持ちが自分の本心なのか、周りに流された嘘の本心なのか見抜けるようになりました。

「何にワクワクした?」自分の心に聞いてみても答えは返ってこず難しい。そんな人が多いのではないでしょうか?そんなときに自分のマインドに向き合ってみるとワクワクを見つけるという関門を突破しやすくなります。

せっかくのワクワクの原動力を間違った方向に使わないように、自分と向き合う時間をとってみるのがおすすめです。』

想いが詰まったお店について

悩みながら見つけたワクワクの原動力を、5ヶ月でお店を立ち上げるというところまで持っていったnanakoさん。きっとお店には、素敵なコンセプトが詰まっているんでしょうね。

『お店の名前はsweet me スイートミーといいます。スイートハニーという言葉は愛しいあなたといって人に向かっていう言葉。ただ、スイートミーは自分が自分を愛してほしい。そんな気持ちを込めて名付けました。

キャンドルを灯すことで自分がとっても大切な存在になれるように。少しでも自分に自信が持てるように。そんなサポートができるキャンドルを販売しています。

そしてスイートミーを通して自分が大好きになってもらえたら、大切な人にも自分を大切にしてほしいという気持ちを込めたプレゼントにも使ってほしいです。』

ロゴもご自身でデザインされており、温かいnanakoさんらしさが全面に溢れています♪

こだわりの詰まったスイートミー。ぜひ覗いてみてくださいね。

これから何かを始める人へ

新しい一歩を踏み出そうとしているみなさんに、一歩を踏み出して大きく活躍しているnanakoさんから伝えたいメッセージがあるそうです。

『初心者は初心者なりの、上級者は上級者なりの戦い方があります。足りていない私なんかじゃ無理って思わず、自分のできることで戦っていくことがおすすめ。

デザインだと学級便りとか町内便りとかはデザイン性より情報のまとめ方が重要視されているように、あなたができる範囲のお仕事を必要としている人は必ずいます。上を目指しすぎて疲弊しないでね。

一般的にこれが良いからこれを選ぶのではなく、楽しそうやってみたいと心が動いたものをやってみて欲しい。

もし一歩踏み出してから止まってしまったら、今の自分を見て一歩踏み出す前の自分はなんていうかな?って聞いてみて。楽しそうワクワクするって言っているなら進んでみたら良い景色が見えるかも。』

インタビューの感想

最後に個人的に感想を聞いてみました。

『自分の振り返りになって、頑張ったなぎゅっと詰まった1年だったなと感じました。

わたしって自由に伸び伸びできることが好きなんだなと改めて実感できたので良かった!』

nanakoさんは今後イラストの勉強を始めているようなので、いつか絵とキャンドルがセットになるかもしれません!いつお話ししても成長し続けるそんなnanakoさんのお話が誰かの心に明かりを灯してくれますように。

▽sweet meのInstagramはこちら▽

▽nanakoさんのTwitterはこちら▽


今回の記事はnanakoさんの体験談を元にしたものです。一歩を踏み出す方法は全ての人に当てはまるわけではないのでご了承ください。

SHIORIではインタビューをさせていただける方を募集しております。誰かの役に立ちたい、自分の体験を文字として残しておきたい、自分の気持ちを整理したいという方もお待ちしております。

ご応募はTwitter(@yuka0work)のDMへお願いいたします。

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