見出し画像

口唇口蓋裂の受診(〜生後9日)ご機嫌な育児記録👶#2

出産から9日目に口唇口蓋裂の治療のため東大病院を受診しました。

初めての外出はハード

赤ちゃんは生後間もないし、私も元気とはいえ出産から日も経ってない中での外出はかなり大変でした。

慣れない抱っこ紐を旦那さんがつけ、私はミルクやオムツなどのバッグを抱えて病院に行きました。

まず初診手続きで40分以上待ちます。
赤ちゃんはお利口にしていたものの、もぞもぞが始まります。

なんとか初診受付を終えて口腔外科に行きます。ここでコロナ禍のため熱を測りますが、抱っこ紐にずっと包まれた赤ちゃんは見るからに熱そうで、実際測ると38℃近くありました。

熱を書いた紙を渡して、おむつ替えがある違う階のトイレに。
男女平等が言われる中でも、おむつ替えがあるのは女性用のトイレだけなんですね。
男性の赤ちゃん連れはどうしたらいいんだろう…なんてことを思いながら急いでオムツを変えます。

また口腔外科の階に戻ると、赤ちゃんの熱も少し落ち着いて、体温を測り直して診察を受けることに。

ホッツ床の作成

生後間もない中で受診した目的は、あごにはめるホッツ床の作成でした。
赤ちゃんの口の中の型をとって専用のものを作ります。 

受診の際に、先生が第一声で「まずは(出産)おめでとうございます」と言ってくれたのが、なんとなく嬉しかったです。過去の記事にも書きましたが、本当にここの病院や先生にかかることが出来て安心です。

作ってもらったホッツ床はこちらです。
これを口にはめます。
口をあけてる瞬間にはずしたり、装着したりします。
最初は手こずりますが2-3回で装着も手慣れてきます。

型を取る際は、両親は待合いで待機です。
中からは赤ちゃんのギャン泣きの声が聞こえてきます。
押さえつけられて口の中の型をとっているので
可哀想だけど仕方ない…

型をとったら、ホッツ床作成までに3時間ほどかかるのでお昼を食べたりして待ちました。

最後の1時間くらいは待合いで待っていたのですが、この時点で私はぐったり。
初めての外出で気を張って本当に疲れました。

14時半頃にホッツ床ができたので、実際にはめて説明を聞きます。
ホッツ床は毎日洗って消毒が必要です。

唇矯正用のテーピング

それとテーピングで離れた唇を矯正して手術しやすくします。
クッキングシートに貼り付けてカットすると切りやすいとアドバイスをもらったので、家ではそうしてます。
短いと剥がしてしまうので長めに切っているのと、鼻のあたりが呼吸しやすいように楕円形にカットしてます。

コツは熟睡してる時に貼る!の一点につきます。まだまだ上手くないですが、ほっぺをぎゅっと寄せて唇を寄せるようにして貼っています。

実は病院では、赤ちゃんは自分でテープを剥がしてしまっていて。
テーピングに苦戦するかなと懸念していたので今のところ問題なく貼れていて良かったです。

ただ、このテープ皮膚に黒いベタベタが残るんですよね。お風呂で水でふやかしてもとれない。赤ちゃんのお肌が敏感なので皮膚かぶれが心配です。次回保護テープをもらうことになっており、うまく解決するとよいのですが。

受診後、会計フロアで優しさを感じる

受診が終わった時点で、押さえつけられて口の中に色々されて赤ちゃんはギャン泣き。ホッツをはめる前はミルクを控えてと言われているのでお腹はすいている。オムツは替えられてない、の三重苦でとっても可哀想でした。

手術日程を決めて受診が終わると、私はオムツを替えに。旦那さんは会計などをこなすために二手にわかれます。

オムツを替えたけど赤ちゃんはぐずっているので私はずっと抱っこをしてうろうろしてあやしている状態。
抱っこ紐が椅子から落ちてしまいましたが拾う余裕もなくあやして旦那さんを待ちます。

そうしていると3人くらい話しかけてくれる方がいました。 

大丈夫?1人なの?
産まれたばかり?可愛いね
うちもこれからひ孫が産まれるの

たくさん嫌なことがあった中で、赤ちゃんは本当にお利口にしてくれてましたが、とは言え泣いたままにしておけず、頑張ってあやしていたのでそれらの言葉に涙が出そうになりました。

会計も無事終わり帰宅。
朝9:30に初診外来に行って帰宅したのは17時でした。

1人で受診してたら絶対詰んでました…
新生児の外出ハードすぎる…


旦那さんと2人で行けて良かったです。

私たちも赤ちゃんも疲労困憊だった初受診ですがホッツ床のおかげで赤ちゃんのミルクを飲むスピードがあがり飲みやすくなったみたいです。

次の受診は2週間後です。
外出、慣れてくるといいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?