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ご機嫌な育児記録👶#48 どうする家康とキャリア

ちびちゅんが先日1歳になりました。昨年、24時間以上入院して出産したのか…と思うと、時が経つのは早いです。

「子育てはあっという間だよ!」という一般論に対して「いやいや毎日しんどいし長いよ」と思っていたのですが、生後9ヶ月で保育園に入れてからは、時間が経つのが早かったです。

そんな今日この頃ですが、久しぶりに自分の話をnoteに記載します。

どうする家康が面白い

2022年、毎週楽しく観ていた三谷幸喜脚本の「鎌倉殿の13人」。
三谷大河は「新選組」「真田丸」がとても面白かったので期待もあり、結果的に鎌倉殿も毎週欠かさずに見てました。特に、岡田将暉さんが演じたサイコパス義経の最期は見ごたえがありました。
鎌倉殿の後ということもあり「どうする家康」は正直期待しないまま、数回見たのですが、結果的にどハマりしました!

歴史的イベント盛りだくさん

どハマりした理由の1つ目はイベントの多さ。他の主人公だとメインで描かれる戦いが、ぼんぼん出てくる。家康は長生きですからね。
桶狭間も長篠の戦いも1話で終わるのはもちろん、織田信長が亡くなる本能寺の変も一瞬です。
ただ、歴史的イベントが多いからと言って雑に描かれることはなく、家康や家臣、他戦国武将の気持ちや背景も丁寧に描かれています。

歴史的なイベントが多いということは、私にとって毎回見逃せない回が多いということ。結果、必然的に毎週楽しみになりました。

圧倒的に叶わないと思っていた武田信玄と対峙する三方ヶ原の戦いはどのように描かれるのか、武田勝頼の最期は、本能寺の変後の秀吉の天下統一までの戦いは、北条市滅亡の小田原攻めは、関ヶ原は、など見たい回が毎週放送されるのです。

それに加えて、ごついイメージの本田忠勝を一新した山田裕貴さん、カリスマ性感じる武田信玄を演じた阿部寛さん、死ぬ間際の演技がすごすぎた秀吉を演じたムロツヨシさん、清廉なお市様と強欲な茶々をダブルキャストで演じた北川景子さん、なぜか目を奪われるミステリアスな歩き巫女千代を演じた古川琴音さん….とあげればキリがないほど俳優さん達の個性と演技がぶつかりあって、より一層面白くなっています。

解説を読んでより楽しむ

そして最近みつけた青江さんの解説。放送されてから2-3日で、これだけの詳細な解説を書けるのは本当にすごいです。
歴史的な背景に加え、カットの意味まで解説してくださるので、ドラマを見た後に解説を読むと「こういう意図だったのか!」とさらにドラマが楽しめます。

現代ヒーローらしい家康像

そして、何より「新しい家康像」とネットでも騒がれてますが、最初から強すぎるヒーローではない点に、共感し、応援し、毎週見続けています。

家康は最初、戦から逃げ出すくらい臆病で戦嫌い。織田信長にいいように使われる。感情的に判断する点も多く、ダメダメな戦国武将でした。
それが、愛する妻瀬名の死を境に、策略をめぐらす家康に変わっていきます。

「戦嫌いの殿」から学ぶ、人と争うことが嫌いな中でどう会社を泳ぐか

臆病で戦嫌いの殿、家康。だからこそ、圧倒的な強さを誇った信長や、才に溢れた秀吉には出来なかった「戦なき世」を作れると家臣たちから励まされ、天下をとりなされと薦められます。

戦国時代に生まれて戦嫌い

これは、結構致命的ですよね。
武田信玄から「弱き主君は害悪なり」と言われるほど、戦が乱立していた時代。家康は国を背負っているわけですから、「戦が嫌い、下手」は家臣や民にとっては迷惑な話です。

ただ、戦乱の世を泳ぎ抜いた後では「戦をしないという、確固たる意思を持って世を治める主君になりえる」という長所になるのです。

先日、ストレングスファインダ―を行いました。
2年前にうけたときは戦略的思考に強みがありましたが、
今回は人間関係構築力の特性が強くでていました。
その中でも、調和性・親密性が上位資質でした。

この結果は思い当たることが多く、結婚してから、人と言い争うことが本当に嫌になりました。

会社で一般的に成功を収めている人は「目的志向で、達成にこだわりがあり、成功のためには衝突も厭わない強いリーダーシップを持った人」というイメージが私の中にあります。

私の特性はこれと逆。
なるべくもめごとは起こしたくないし、平和に暮らしたい。嫌な思いをしたくない。

この構図は、家康と同じだなと思いました。

人と争うことが嫌いな私だからこそできる仕事は何なのか。
会社員じゃないのかもしれないし、会社員だとしても働くスタンスを変えてもいいかもしれない。

結論はでてないのですが、大河ドラマを見てそんなことを考えています。

<おしまい>







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