見出し画像

ご機嫌な育児記録👶#56 1歳8ヶ月 口蓋裂の手術

口蓋裂の手術を、やっとやっと受けることができる。

これを記載しているのは、ちびちゅん(息子のあだ名)がオペを受けている最中。
オペを受けるまでに印象的だった出来事を記載しておく。

3回の延期。保育園行きながらの体調管理の難しさ

口蓋裂の手術は1月に予定していた。そこから3回風邪をひき延期を重ねた。

1月末:前日に38度の熱がでて延期
4月末:1週間前に風邪で延期
5月末:RSウイルスで延期

我が家は共働きで、入院付添いでも仕事を休むため、ぎりぎりまで保育園に行く必要があった。保育園が原因かはわからないが、入院直前に風邪をもらい中々入院できない。

全身麻酔をかけるため38度以上の熱がでると手術は1か月延期になる。加えて病院のオペ室および執刀医の空きが頻繁にあるわけではなく、次の予約までに時間も空く。

仕事の引継ぎをして「子供の入院付添いします!」と言って休暇申請を出し「風邪ひいて延期になりました…」を3回繰り返した。

3回目に至っては、入院日当日に病院まで行って熱が37.6度あり帰宅した。
子供の安全が1番ではあるが、いつになったら手術ができるのか、とてもやきもきした半年だった。

音が聞こえにくかったことが発覚

「せっかく全身麻酔をするので、中耳炎のオペもできたらと思い、必要かどうか耳鼻科を受診していただきます」
そう説明がありオペの前日に耳鼻科を受診した。

ちびちゅんは1歳8か月。どうやって聴力検査をするんだろう?と不思議だったが3種類の検査をした。

1.  条件詮索反応聴力検査

左右両側に電灯のつく人形とスピーカーが置かれ、音を出して、その反応によって聴力を測定する検査を行った。

検査のイメージ(引用元:宮崎県身体障害者相談センター)


検査では小さい音からはじまり、段々大きな音が出て、最後は人形が登場する。

「あ、右から音がでているな」と私は気づいても、ちびちゅんは右を見ない。段々大きな音になってくるとちびちゅんは右を見る。

これを何度か繰り返した。

1歳8か月のため「聞こえる/聞こえない」が言えないので、断定的なことは言えないが、実感としてちびちゅんは大きな音が出ないと反応しないようだった。

救急車やヘリコプターの音を機敏に察知して教えてくれることもあり、日常生活では何も感じていなかったが、私たちより耳が聞こえにくかったのだ。

2. ティンパノメトリー

耳栓のようなものを入れて、音の伝わり方を見る検査。ちびちゅんはBの波形で、山の頂上の波形がなく、中耳に貯留液が貯まっているようだった。

引用元: 深見耳鼻咽喉科

3.内視鏡検査

耳の中を内視鏡で見てもらったが、やはり中耳炎のようだった。

今回受ける手術

今回受ける手術は3種類。

●中耳炎の手術
●口蓋の治療
●口唇の調整

口蓋の手術がメインで、口唇と中耳炎はせっかく麻酔をするならということで追加になった。

唇に関しては、口唇裂術後に想定より鼻が下がらなかったため、左唇が右と比べてあがっている状態。ここを整えてくれるらしい。

親としては見慣れて気にならないが、やってくれるなら有難い。

「またメスを入れることで鼻下の傷は目立たないのか?」と聞いたところ、もちろんやらないよりは目立つがそうなった場合は適切なタイミングでキズ取りの手術が可能とのことだった。
現代の医療はすごい。

旦那と職場に感謝

今回の入院は10日間だが、私と旦那で交代して付添いをしている。

病院では子供だけの入院も可能なのだが、我が家は付添いすることを選択した。
慣れない場所、苦痛を伴う手術のときに側にいたいと思ったことが理由だ。

入院付添いは、子供と同じ狭いベッドで寝る、慣れない環境で子供の機嫌も良くない、術後の夜泣きがひどい、親の食事はでないため売店の食事になるため不健康頼とかなりQ0Lが低い。前回も、付添いで本当に疲弊した。

しかし、入院付添いのため1週間以上休むことを許容して応援してくれる職場にも、転職して2ヶ月の中休暇をとって付添いを交代してくれる旦那ぬも感謝だ。

さて、手術後の今日の夜が山場。少しでも我が子が安心できるよう頑張りたい。

〈おしまい〉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?