竹山悠二郎

エンジニアをしています。 技術ブログは https://bamboo-yujiro.h…

竹山悠二郎

エンジニアをしています。 技術ブログは https://bamboo-yujiro.hatenablog.com/ こちら。

最近の記事

チームをどう組成するべきか?の考察と自組織での実践

今回はどういう基準でグループやチームを組成すべきかについての考察とそれを自組織で実践してみた結果をお伝えしたいと思う。 ジモティーの組織形態 ジモティーでは完全にデバイスによってチームが分かれていた。これは割と普通だと思っていて、実際そういう分け方をしている組織もよく聞くし多いと思う。 初めは僕はiOSチームにいた。人数は4人だった。2週間を1つのスプリントと考えていて、2週間に1回のテストとリリースがあった。テストはチーム全員でとりかかるし、リリース作業はリリースマネー

    • 自律的なチームを作るために - メンバーの視座を上げる方法

      誰がいなくなっても組織が回っていく仕組みを作ることがリーダーの大きな役割の1つだと考えている。 極端な例を出すと、例えば5人のチームがあって、合計戦闘能力が100だとしよう。 そのうち、 ・リーダーが90、他の4人が2.5ずつの戦闘能力 というのと、 ・皆が20ずつの戦闘能力 というのだと後者のほうが圧倒的に強いチームである。一人誰が欠けても戦闘能力が80未満にはならないからだ。基本的にIT企業は平均の勤続年数が3年とか言われている。3年未満で戦闘能力が10分の1

      • 1年間のマネジメント経験を通して重要だと思ったこと

        前置きジモティーでエンジニア組織のマネジメントをやるようになって1年が過ぎた。 この1年間の振り返りと実体験を通して重要だと思った事についてアウトプットしてみようと思う。 マネージャへの就任当初、エンジニア組織はWebグループとAppグループで分けられていた。 そしてWebグループの下にWebチーム、インフラチーム、Appグループの下にiOS、Androidチームが存在している形。 人数構成でいうと、Webに12人、Appに8人ぐらいの組織だ。 そんな組織形態でしばらく続

      チームをどう組成するべきか?の考察と自組織での実践