私はどうやってもの書きになったか〜その谷の越え方〜 (番外編 月刊中山祐次郎)
〜本記事は無料で最後までお読みいただけます〜
こんにちは、中山祐次郎です。外科医をやりつつ、もの書きをやっています。
今回はある友人に頼まれ、「どうやって私がもの書きになったのか」について書きたいと思います。偉そうな自慢話はなくし、なるべく素直に、起こったことをありのままに書いてみたいと思います。
はじめにはっきりしておきたいのは、私は確かに本を読むことは好きでしたが、もともと文章を書くのが上手な方ではありませんでした。中学生時代、夏休みの宿題でなんでもいいから原稿用紙