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2022/3/8 TPチャートを通した1年の教育活動の振り返り

山梨学院大学 学習・教育開発センター特任講師の小笠原です。

3月になり、4月からの授業の準備もしつつ、この1年間の教育活動に関しての振り返りをしています。

その際にTPのためのTPチャートを作ってみました。

TPとは?

TPとはティーチング・ポートフォリオの頭文字をとっています。

ティーチング・ポートフォリオ(TP)とは、教員の教育活動について記述された本文とその記述を裏付けるための根拠資料の集合体です。「Teaching Dossir(ティーチング・ドシエ)」という名称でカナダで始まり、北米やヨーロッパでは、教員が教育活動について振り返り、業績を可視化する文書として普及しています。

TPについて知る TPとはなんでしょうか? http://a4tp.info/tp/ (2022/3/8 参照)


○TPチャートとは?

TP チャートは、よりよい教育に向けて自分の教育活動について俯瞰的にふりかえって、軸としての理念を見出し、方針方法を対応づけ、将来の目標を設定するワークシートです。

TP研究会 TPチャートを作るhttp://a4tp.info/how-to-create-tpc/(2022/3/8参照) 


○TPの目的とは?

1:教育業績の可視化

根拠資料とセットにし、単なる事実の列挙ではなく、自身の教育活動の特徴は何か、方針や理念は何か記述していきます。海外だと、教員の採用などの際に資料として用いられることもあるそうです。※佐賀大学は、教員のポートフォリオをオープンにしています

2:教育の改善

自身の教育活動を、理念や方針を軸にして捉え直し、理念とやってることのずれがないか、過不足がないかを振り返ることができます。


○TPチャートの作り方

私は、下記の動画を見ながら作成しました。

※山梨学院大学ではTPを作る学内のワークショップの機会もありますが、今回は参加できなかったため、自分で作成してみました


また、本も出ています。


○わたしの教育理念

TPチャートを作成し、

僕の教育理念は
1:これからの社会、自分らしく生きていくこと
2:他者と共に生きること
3:Learn how to learn, learn how to create


そのための方針として

1:Co=Learner
2:Playful Mind
3:学びはプラティクス
4:自身に矢印を向けて世界を広げる

かな。

いろんなこと試してるけど、行く着く先はこんな感じ。

そのためのエビデンス整理がまだまだ足りなかったり、実践発表がやれてないので来年度はここら辺を改善していきたいな。

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