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同僚の先生たちとブッククラブをやってみる

山梨学院大学 学習・教育開発センター 特任講師の小笠原です。

みなさんは本は読まれますか?

本はただ知識を入れるだけでなく、自分と対話をする機会を作ってくれます。自分自身をさらに俯瞰してみることができるアプローチだと思います。

現在、大学では様々なプロジェクト型の学習が行われています。先生たちは常に試行錯誤しながら、考えながら動いている状態です。

授業の合間合間で、同僚の先生たちと、学生たちとどんな関わりをしようと思っているのが、授業が終わった後に、どんな状態を願っているのか、どんな授業にしていこうか、何をするのかなどなどの話もしていますが、読書会もしたいのです。

本読んで、そこからみんながどう感じて、何を活かしていこうと思っているのか、実践したらどうだったのか、そんな話をしたいのです。

しかし、みなさん忙しい。

忙しい中でも何かできないかな。。。どうすれば忙しい中でもできるのだろう。。。

そんな時に読んでいたのがこちらの本。

『読書がさらに楽しくなるブッククラブ』

メールで行う(オンライン)ブッククラブ

実際に集まって話し合う代わりに、メールを使って、本への反応や互いの書き込みへの反応をやり取りします。通常は、週に1回程度決まった分量を読んで、以下のようなことについて決まった曜日にメールを送りあいます。

①参考になった点/学んだ点/よかった点/面白かった点
②分かりにくい点/疑問・質問/さらなる説明・解説が必要な点
③やってみたいと思ったこと/応用できそうなこと
④その他、何でもブッククラブのメンバーと共有したいこと (p76)
メールでのブッククラブは、まず自分が読むことで得をします。次に、それを書き出すことで二つ目の得が得られ、三つ目は自分以外のメンバーの「読み」を同時並行で味わうことができ、四つ目は、それに対して自分がコメントを書くことや、他のメンバーが自分の書いたことにコメントをしてくれることで得をします。(p77)

確かに、これなら忙しい中でも、自分のペースで読めるかなと。

今回は同僚の先生たち3人と、PBL関連の本を使ってやっていきます。だいたい2、3ヶ月で1冊読めるかなと思うので、新年度が始まる前に読み切る感じですね。

今回選んだ本はこちらです。

また、現在他にもこの形式でブッククラブを同時に進めています。

まずは自分がやってる。

やってみないとわからないし、その経験をいかして、ゼミにどのように取り入れていけるかをまた考えていきたいと思います。


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読書関連で学校教育の中に取り入れていく際の、おすすめ本

『読書家の時間』

『リーディング・ワークショップ』



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