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タイムトラベラー

2020年6月21日。
もうすぐ夏至ですね。1年中で最も日が長い日。
しかも2020年は日蝕と重なる特別な夏至ということで、ネット情報によるとこれは何と372年ぶりだそうです。
次の日蝕は10年後の6月1日とのことなので、この機会にぜひ見ておきたいところですが、当日の天候は快晴とはいかず、やや薄く雲がかかったような感じになりそうです。
夕方4時ごろから始まるみたいなので、チャンスがあればぜひ見ておきたいですね。

Yujiです、こんにちは!

ただ今回の日蝕は部分日蝕だそうで、完全に消えることはないらしいですが、観測する際には専用のメガネなどを使って、安全に観測するようご注意くださいね。
日没前なので、西北西に進路を取れ!って感じです。
(北北西じゃないですよ笑)

人気シリーズ
さて、日本テレビ系の金曜ロードSHOW!でバック・トゥ・ザ・フューチャーが3週連続で放映されている。
ハフポスト日本版によると、敵対人物としてこの作中に出てくる人物にモデルが存在するそうだ。
シリーズ2作目において、カジノ併設の高層ホテル「プレジャー・パラダイス」(27階建て)のオーナーとして出てくるビフ・タネンは、あのドナルド・トランプ氏がモデルということだ。
自己顕示欲の強い大富豪として描かれたビフは、80年代にニューヨークで派手な再開発事業を手がけて「アメリカの不動産王」と呼ばれたトランプ氏を想起させるものだが、脚本家も「その通り」と過去のインタビューで答えている。
映画で描かれているビフは、暴力的で下品で嫌な奴だが、あれがそのままトランプ氏のイメージとなると、それはちょっと気の毒な感じもする。
でもこのビフは敵ながらなかなかの人気者で、シリーズ3作とも出ており(3作目はビフの祖先として)、かなりの狂犬ぶりを発揮しているのが、なかなかトランプ氏っぽくて面白い。

30年後の世界
このバック・トゥ・ザ・フューチャーは、現在と過去と未来をそれぞれ30年スパンで行ったり来たりしているのだが、制作当時の1985年から30年後の2015年に実現したものは、いったいどれぐらいあったのだろうか。
宙に浮いて走るスケボー、自動的に靴紐が閉まるスニーカー、空中を走る自動車などなど、研究や実験、試作は進んでいてもまだまだ実用化には至ってはいない。
逆に、指紋認証のドア、ゴーグル型のウェアラブル端末、テレビ電話、テレビ会議/テレワーク、スクリーン状の極薄ディスプレイ、音声で作動する機器などは結構実用化されている。
ということを考えると、当時から研究・開発が盛んであった人工知能に関連するモノやコトはどんどん進歩しているが、物理的な力が必要なものはやや遅れ気味といえる。
最近は「反重力生命体」や「フリーエネルギー」というワードがネット上で話題になっているが、そういうテクノロジーが浸透してくると一気に世の中が変わり、今から30年後には空中を往来するクルマのようなものが飛び交っているのかもしれない。

未来人
妄想は面白いが時として社会を混乱させることがある。
単に自分だけの密かな楽しみとしてイメージを膨らませるのはいいが、公表して不安や恐怖に陥れるようなことになると、冗談では済まない。
今の世の中、公表する手段はいくらでもあるので、いったん出してしまうとどんどん拡散されて取り返しのつかないことになることもあるだろう。
戯言といって相手にしない人もいれば、真に受けてパニックを起こす人もいる。

昔、H.G.ウエルズというSF作家がいた。
SF小説の元祖ともいえる人だ。
有名な作品として、1898年に発表された「宇宙戦争」がある。
1938年にアメリカでラジオドラマとして放送された際には、本当に宇宙人が地球を攻めてきたように思えるぐらいリアルな描写で、ラジオを聴いていた市民がパニックを起こして大騒ぎになったそうだ。
また彼は、「世界はこうなる」という予言書のような小説も発表しており、それがまたいくつも的中している。
たとえばナチス・ドイツの台頭、第二次世界大戦の勃発と終戦、日本への原爆投下などなど。
また今後起こるものとして、欧米社会における宗教の退廃・衰退、資本主義文明の崩壊、世界的な革命、生物自体が遺伝子を自由自在に操作、人類の高次元化(肉体を持たない存在になる)などなど。
なぜこのようなことがわかるのかというと、未来に書かれた歴史書を夢に見てそれを小説化したそうだが、もちろん彼は未来人ではない。
予期せず夢の中で未来と交信してしまうが、実は何度も同じ未来の夢を見ていたので現実のものとして認識していたのかもしれない。
そういう意味では、彼が創作した「タイム・マシン」を操り、時空を超えて自由に往来できるタイムトラベラーだったともいえる。

ジョン・タイター?
あー、そんな奴もいたな笑

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