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【過去記事】作詞作曲練習2曲目-『No matter what』の記録

※『ゆーじの自由時間(外部リンク)』で過去に書いた記事を移籍させたものになります

作詞作曲練習2曲目になります。

今回はいろんな事が上手くいかなくて、前回よりもクオリティが下がっちゃった感覚があるかな。。。

でも、悪いなりに完成までにはこぎつけたので、まとめておきましょう。

完成作品『タイトル:No matter what』

まずは今回のテーマや完成作品、歌詞などをまとめておきます。

【今回のテーマ】
課題締切日:2023年7月30日
曲のテーマ…『ターザン』
感情…『驚き』
ジャンル…『ロック』
メインキー…『Dm』⇒『Cm』に変更
BPM…『ハイ(150)』

【タイトル:No matter what】

歓喜のないテリトリー 腐る暇もなく
飄々と生き残る  不自然な跡残したまま

賛辞のないグレゴリー lala 欲に逆らえず
その姿を重ねた 残酷な縁 慈愛の眼差し

王者を黙らすほどの
強烈なアイデンティティ いま育てていく

木の上に立って見つけた宝物を
見捨てるなんて出来なかった
たとえココを離れる日が来ても
いつも味方でいるから

容赦のないカテゴリー 認められずとも
ひたむきに乗り越える 種も仕掛けも凌ぐ存在
敵討ちのグローリー 森に鈴が鳴る
難が去る瞬間に 響き渡る不気味な雑音

生まれて初めて出会う
鮮烈なアイデンティティ いま探しにいく

森羅万象 何にも似ない影と
同じ形に立ちすくんだ
たとえココで何かが変わっても
僕は答えが知りたい

始まりの場所 出会いの秘密
海より森に生かされた
何があっても変わらない真実
You will always be my …

木の上に立って出会えた宝物を
見捨てるなんて出来なかった
たとえ雨が降り続くとしても
僕には居場所があるから

作詞作曲した感想

今回は反省点が非常に多いです。。。

が、それは後程書くとして先に感じたことを書きましょう。

一番強く感じたのは「『驚き』の感情を表現するのは難しい」ということ。

『驚き』って感情の中でも特殊と言うか、他の感情と毛色が少し違う気がする。

一瞬の感情で、範囲が狭い(短い)から切り取りにくかった。

だから、曲や歌詞全体で『驚き』を表現することを上手に出来なかったかな。

まぁ、感情はあくまでも作詞や作曲のイメージを膨らませるためのツールみたいなものなので、曲が完成したのならそこまで気にしなくても良しとしましょう。

さて、曲はロック調にしたつもりなのですが、「ロックっぽい曲はコレ!」っていうものが分からなかったので、とりあえずエレキギターをメインに、パワーコードを鳴らしてみました。

「この曲はロックじゃない」と言われたら何も言い返せないので言わないでください。

あとテーマが『ターザン』だったので、ジャングルっぽさを頑張って出してみました。

少しでもジャングルの森のイメージが伝わったのなら嬉しいなーと思います。

歌詞に関しては前回同様、意味はあんまり伝わっていないだろうなぁと(^_^;)

『伝わっていない』というより『伝える気がない』ので(笑)、好きに解釈してくれたらと思います。

歌詞に関しては一度しっかり考える機会は設けた方が良いかもなー。

「良い歌詞とは?」というのを近いうちに考えてみましょう。

今回見つかった課題・反省点

今回は失敗が多かった。しっかり反省しましょう。

【見つかった課題・反省点】
・設計図に時間をかけすぎた
・参考曲を決めきれなかった
・音域を間違えた
・初めてのモノに挑戦し過ぎた
・東北ずん子の良さを引き出せていない など

設計図に時間をかけすぎた

前回の反省で『設計図を作り込むのが必要』と分かったので、今回は1週間くらいかけて準備。

それで設計図は良い感じに出来たのですが、技術不足でそれを形にすることが結局できなかった。

要は「理想が高くなりすぎて曲が作れなかった」ってことが起きました。

設計図は作る必要はあるけれど、この段階ではこだわり過ぎないことも大事ですね。

作っていくうちに生まれるアイディアもあるし、論理的な部分と感覚の部分を上手くバランスとりながら作曲できるように次は意識してみましょう。

参考曲を決めきれなかった

いま思うと今回の最大の失敗は「参考曲を決めきれなかった」ところにあるかなー。

今回は『ロック調×ジャングルの風景』をイメージした曲が作りたかったのですが、ちょうど良い感じの曲を見つけられなかった。

何となくイメージしている曲と雰囲気が近かった安室奈美恵さんの『Fight Together』を最初は参考曲にしたのですが、途中で「やっぱり違うなー」となって、別の参考曲を探し始めました。

これが迷走の始まり。

んで、ゲーム音楽『ドンキーコング』とか『クラッシュ・バンディクー』とか『ロックマンのジャングルステージ』とかの曲を参考にしたりもしましたが、最後までしっくりくる曲に出会えなかった。

こんな感じで、迷いながら曲作りをしたから前回よりもこだわり切れなかったなー。

本当はただコードを鳴らすだけじゃなくてフレーズも考えたかったけれど、時間がなくて妥協しちゃった。

私は参考曲がないとまだ自由に曲が作れないので、次は参考曲選びもしっかりやりたいですね。

音域を間違えた

元々の参考曲だった『Fight Together』の最低音が『F3』、最高音が『C#5』だったので、「とりあえずこの範囲で作曲しよう」と頭が動いちゃったのですね。

でも、ずん子さんの得意な音域は『F2~G#4』。

これに気づいた時にはもう遅くて、最高音が『A4』までになっていました。

ずん子さんは出そうと思えばどこまでも高音が出せますが、良さを引き出すには得意音域を越えないように、出来れば少し余裕を持たせた方が声がキレイですね。

だから、得意音域はしっかり守った方が良いと感じたかな。

んで、ここから凄く悩んでいろんな方法を試したけれど、最終的には『全体的に音域(キー)を下げることで対処』しました。

だから『Dm』の予定が『(たぶん)Cm』に代わってしまったのですね。

ただ、全体的にキーが下がったことで雰囲気が出てきたというか、ジャングルの中にいる時に感じる『鋭さ』みたいな?『現実感』みたいな?そんな雰囲気が出て、奇しくも私のイメージしてた曲の雰囲気に近づきました。

「調性が変わることでこんなにも雰囲気が変わるんだなー」と勉強になったので、大変だったけれど貴重な体験が出来た気がします。

初めてのモノに挑戦し過ぎた

今回は前回以上に立ち止まりながら作曲してたと思う。

それは初めてのモノに挑戦し過ぎたのが原因ですね。

マイナー調の曲調、転調、ジャンルの融合…初めての事づくしでとにかく調べる時間がかかった。

調べた後もうまく形に出来なくて結構大変でした。

ただ、元々シンプルな曲にしたいと思っていたから、コード進行も単純にしていたし、構成自体を複雑にしてなかったから何とか完成形まで持って行けたかな。

初めてのことに挑戦するのは大変だけど、やらなきゃレベルアップは出来ないから、無理のない範囲で毎回何かしら新しいモノに挑戦はしていきましょう。

東北ずん子の良さを引き出せていない

今回作った曲はずん子さんの声質にはあってなかったかな。

ずん子さんの歌声の特徴は『ほんわかしたかわいらしい声』で、得意なテンポは『70~140』だけど、今回の曲はロック調でテンポも『150』で速めだから、ちょっと違和感はあった。

いつかはロック調で速いテンポの曲でも、調声とか工夫で歌わせてあげたいけれど、今はもっとずん子さんの特徴が出る曲を作ってあげたいですね。

ずん子さんって得意な音域が『F2~G#4』でどちらかというと男性の音域の方がしっくりくるんだよなー。

男性の音域で『ほんわかしたかわいらしい声』っていうのも面白い気がするし、ずん子さんの良さを引き出せるようになりたいですね。

今回の反省はこのくらいかな。

次回は8月26日(土)が締切予定日になりそうかね。

今回は失敗した感が強いので、次回は納得できる仕上がりを目指しましょう。(※次の作詞作曲練習は未定にします)

~ここから先は作曲過程で考えたことに記録になります~

曲の方向性を決めよう

まずは締切を決めましょう。

月に1曲ペースで完成させたいと思っているので、今回の締切は2023年7月30日(日)を締切日にします。

ということで、7月30日が何の日かを確認してみましょう。

【7月30日は何の日?】
梅干の日、プロレス記念日、生サーモンの日、ターザンの日、独立記念日(バヌアツ)、「大正」改元の日、明治天皇祭、人身取引反対世界デー、 など

今回の【テーマ】はどれにしましょうか?

前回の【1年の折り返し】みたいな感じとは違って、記念日の感じが強いので悩ましいですね。

なので、先に【感情】【ジャンル】【キー】【BPM】を決めておきましょう。

結果、感情は【驚き】、ジャンルは【ロック】、キーは【Dマイナー(後にCマイナーに変更)】、テンポは【ハイ】になりました。

キーに関しては【F or Dm】のどちらかでしたが、【Fメジャー】だと柔らかい感じの曲になりそうで、ジャンルとテンポ感に合わない気がしたので【Dマイナー】に決めました。

何となく『プロレス記念日』か『ターザンの日』のどっちかがいいかなと思っていますが、、、『プロレス記念日』は別の日に『プロレスの日』というのがあるようなので、今回は『ターザン』をテーマに作詞作曲練習しましょうか。

ということで、今回の作曲の方向性について簡単にまとめておきましょう。

【作る曲の方向性】
課題締切日:2023年7月30日
曲のテーマ…『ターザン』
感情…『驚き』
ジャンル…『ロック』
キー…『Dマイナー(後にCマイナーに変更)』
BPM…『ハイ(150)』

コンセプトを考えよう

『ターザン』というテーマで私が思い浮かぶのは『雑誌』と『ディズニー映画』と『ジャングルの王者ターちゃん』くらい。。。

この中で知識があるのは『ディズニー映画』のターザンかな。キングダムハーツも遊んでたし。

なので、まずは『ターザン』に関する基本情報をまとめて、イメージを膨らませましょうか。

【ターザンの基本情報】
・ターザンは『架空』のキャラクターで、『ジャングルで育った人間』。
・彼は両親と一緒に船で旅していた時に難破し、彼だけが生き残る。
・ジャングルでゴリラに育てられ、彼らのように『動物とのコミュニケーションを取る』ことができる。
・彼はゴリラの一員としてジャングルで生活し、『強く、俊敏で、勇敢な冒険者』である。
・ターザンは『ジャングルの動物や自然と一体化して生きる』ことを学び、また『人間の文化に触れるためにジャングルを離れる冒険』もする。
・彼の物語は『成長、友情、愛、そして自己発見』についての魅力的な旅を描いている。

当たり前だけど『架空』のキャラクターだよね。あまりにもターザンを題材にした作品が多くて、実際に存在した人物だと思ってた。笑

すでにその事に『驚き』を感じているけれど、それじゃ『驚きの物語』としては弱いので、『ターザン』×『驚き』の物語を考えてみましょう。

『ターザン』×『驚き』で物語を考えよう

『ターザン』で『驚く』ポイントはどんなことが挙げられるかなー?

箇条書きでポイントを挙げてみますか。

【ターザンの驚きポイント】
生い立ちが特殊、ジャングルで生活してる、身体能力が高い、ジェーンとの出会い、アイデンティティの探求、言語能力も高い、独特な叫び声、成長の速度が尋常じゃない、動物とコミュニケーションが取れる など…

こんなところですか。

ただ、ちょっと整理しないといけいないのは、この『驚き』はターザン目線なのか?私(我々)目線なのか?というところ。

私からしたらターザンの生い立ちや能力は驚きだけど、本人はそれが当たり前のことなんだと思う。

そうすると、ジャングルで生活してたり、動物とコミュニケーションが取れることは私たちとターザンに共通する『驚き』ではない。

と考えると『アイデンティティの探求』というところにフォーカスを当てるのが、共感しやすそうか。

前回の裏テーマを『うさぎとかめ』としたようなイメージで、今回の裏テーマは『アイデンティティの探求』にしましょう。

『ターザン』のイメージから『アイデンティティの探求』を考える物語を作詞作曲したいと思います。

曲の構成を考えよう

曲の構成はどうしましょうかね。。。

『驚き』がテーマになってるから、曲のどこかで、あるいは要所要所で『驚き』の要素を入れたいですね。

ただ、私の作曲能力的に細かく驚きを入れるのは難しいから、分かりやすく「変化した!」っていう感覚が持てるのがいいかな。

例えば転調したりとか?

でも基本はシンプルな曲の雰囲気にしたいかな。

ジャングルのオリジナル感というか、手を加えていない感じを出したいから、コードシンプルもしてバッキングもドラムとかもシンプルな感じを基本にはしたいですね。

作詞の準備をしよう

歌詞の方向性としては【ターザン×アイデンティティの探求×驚き】が融合するようなイメージで作りましょう。

ターザンがアイデンティティを探求していく上で一番驚くことは何だろう…?

「自分が人間だった」ってことかな?

ゴリラに育てられて、自分はゴリラだと思ったけれど、自分とよく似た『生き物(ジェーン)』に出会って、「僕は人間だ」ってことに気づく。これが『驚き』。

そして、自分の存在がジャングルと人間の架け橋になっている。

これが『アイデンティティ』。

なんとなくまとめると…

「自分は特殊な存在(自分では人間とも思っていない)だと思っていたけれど、実は普通の存在でもあった。かけ離れた存在が共存するための自分は特別であり、価値がある」

みたいなこと?

具体例で他の事に置き換るとする…例えば、日本人とアメリカ人のハーフの人が、日本の文化とアメリカの文化を繋ぐ存在であるみたいな。

ターザンに置き換えるなら、ジャングルの動物たちと人間たちのそれぞれの想いを繋ぐ存在であるということかな。

…いやこれってまんま『ターザン』の物語やないかい!(゚Д゚;)

何かグルグル回って元に戻って来ちゃった。笑

じゃあ歌詞も難しく考えないで、ターザンの物語をそのまま歌詞に落とし込みましょうか^^

曲と歌詞のイメージを固めよう

『驚き』って感情はポジティブでもネガティブでもないから、意外と表現するのが難しいな。。。

どっちの感情でもないというよりは、どっちの感情も出せるって考えた方が創作しやすいか。

全体的に曖昧さをベースにしながら要所で感情の起伏を出せたら、『驚き』の雰囲気は出せるかもな。

とりあえず『驚き』が感情のテーマなので、それに関連した感情を散りばめながら流れを考えましょうか。

『ターザン』をテーマにしてるから『ジャングル感』は出したいかな。

イントロから『ジャングル感』を出せたらと思う。

…ってか『ジャングル感』って何だ?分からんぞ。笑

まぁ挑戦だな(-ω-)/

参考曲は『Fight Together/安室奈美恵』

※冒頭でも書いたように結果的に参考曲は“なし”になりました。

今回参考にしたのは安室奈美恵さんの『Fight Together』。

ロック調の曲ではないですが、作りたいイメージの曲に近かったので、曲の構成などいろいろ参考にさせていただきました。

この曲はアニメ『ONE PIECE』のOP主題歌にもなりましたが、その時の内容はルフィの幼少期時代。

フーシャ村の裏にあるコルボ山の雰囲気がジャングルっぽくて、そのイメージをイントロから感じ取ったので、「この曲を参考にしよう」と決めた感じです。

他にもBメロの雰囲気の代わり具合だったり、サビが「8+6」の14拍だったり、意外性というか『驚き』に近い感情があったことも決め手の一つかな。

曲の素晴らしさももちろんですが、歌詞も素晴らしいですね。

軽く調べたところ、安室さんは『ONE PIECE』の読者でありファンみたいですね。

『ONE PIECE』を想起させますし、含みを感じるフレーズもあってタイアップならではの歌詞に感じます。

何より安室さんが歌うことに価値を感じますね。

時代を作ったアーティストならではの楽曲の凄さを感じました。


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