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"IT'S TIME TO BUILD"を受けて。僕が創りたいものってなんだっけ?

はじめに

先週、北米の著名VCであるAndreessen Horowitzの創業者Marc Andreessenのメッセージが発信された。(ポートフォリオには、Instagram、Oculus、Pinterest、Lyftなどがある。)

COVID-19による世界的なパンデミックを受けて、現状を振り返りながら、今の世界に不足しているモノを説く。
そういったモノを僕らは要求する必要がある、創っていく必要がある、創っている人を支える必要がある、という内容。

この記事になにが書かれているか、それはもちろん大事ですが、それ以上に自分がどう感じているのか、どう受け取ったのか、それが大事。
元起業家、そして現在はベンチャー投資家として、多くの起業家と接する中で、これこそスタートアップの核心、と感じたので、原文を引用しながら思ったことをまとめます。

ちなみに僕は Heart Driven Fundというベンチャーキャピタルで投資を行なっています。

僕らはみんな創造することができる

さて本題に入ります。

Building isn’t easy, or we’d already be doing all this. We need to demand more of our political leaders, of our CEOs, our entrepreneurs, our investors. We need to demand more of our culture, of our society. And we need to demand more from one another. We’re all necessary, and we can all contribute, to building.

創造することは簡単ではない。そうでなければ私たちはすでに着手しているはずである。
私たちは政治家、経営者、起業家、投資家にもっと要求する必要がある。
私たちは文化、社会にもっと要求する必要がある。
私たちはもっとお互いに要求する必要がある。
私たちは全員必要とされていて、創造に貢献することができるのだから。

「どうせ自分の声は届かないでしょ」と思ってなにも感じない、考えない、諦める、が一番無力である。
ひとりの声が隣のひとりの心を揺さぶり、それがまた次の一人に届き、いつか大きなうねりを生むかもしれない。
そうやって、感じたことを感じたままに伝え、意見を述べ、議論して、そして行動できるはず。
僕らは互いに期待しあって、支え合うべきである。そしてもちろん、自分に期待できたら最高だ。

あなたはなにを創っているのか?

次の一文です。

Every step of the way, to everyone around us, we should be asking the question, what are you building? What are you building directly, or helping other people to build, or teaching other people to build, or taking care of people who are building? If the work you’re doing isn’t either leading to something being built or taking care of people directly, we’ve failed you, and we need to get you into a position, an occupation, a career where you can contribute to building. There are always outstanding people in even the most broken systems — we need to get all the talent we can on the biggest problems we have, and on building the answers to those problems.

私たちは全ての人にこう投げかけるべきである。「あなたはなにを創っているのか?」
あなたはなにを創っているのか?創っている人々を、手助けしているのか?教えているのか?支えているのか?
あなたが行なっている仕事が創造することでなければ、それを直接支えることでもないなら、あなたは失敗させられていて、私たちはあなたを創造することに貢献するポジション、職業、キャリアに導く必要がある。
どんなに壊れたシステムでさえも、そこには優れた人々が常にいるけれど、私たちはあらゆる大きな問題に立ち向かい、創造する人材や才能を必要としている。

「君はなにを創っているのか?」「それは誰のなんの問題を解決するのか?」「世の中にどんな付加価値を生み出すのか?」
これらは起業家が常に自分自身に問い続けていく質問でもある。
大義を持ってスタートしたつもりであっても、日々の業務に追われる中で目線が下がり、「あれ?オレなにしてるんだろう?」と思ってしまう人は少なくない。

僕もこれまで何度か起業してきたが、例えば最初の会社ではIndeedのような求人検索エンジンを創っていた。
最初は大義があったつもりでも、日々のKPIを追い、改善を重ねていくうちに「あれ?オレなにしてるんだろう?」と迷ってしまったことは何度だってある。

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今は大きなチャンスかもしれない

世界的なパンデミックに直面している中、今までどおりに進めたくても進められない、なんとなく不安を感じてしまう、それはすごく自然なことだと思う。
そしてこれは一度立ち止まってみるチャンスかもしれない。
今やっていることを僕は本当にそのまま続けたいのか、解決したい問題は自分に合ってるかもしれないけど方法論が違う、またはもっと新しいモノがあるんじゃないか、いや僕はこれがやりたいわけではないかもしれない。そんな具合に。

僕はシードからシリーズAの投資先企業と毎週議論している。
特にシードスタートアップは日数が浅いこともあり、あれ?オレがやってること違うかも?と不安に思ってる人も少なくない。
繰り返しになるが、不安に思うのはすごく自然なこと。まずは不安を不安と認識すればいい。誰かに話してみればいい。
その中で沸々と湧いてくる心の叫びがあるならばそれにチャレンジするべきかもしれない。なにもなければ今はなにもしない、またはチャレンジしてる人をサポートしてみる、もいいかもしれない。

やりたいことを見つけろ!そう言う人もいるかもしれない。それがあればベストだ。
でも本当にやりたいことを見つけるのって相当難しい。
だから「今は目の前の事業を粛々と成長させて経験や組織を作る」「これがすごく気になるからまずはカタチにしてみる」「周りにいる誰かの悩みを解決してみる」それでスタートして、継続することにも大きな意味があると思う。
大事なのは、自分がいまなにを目指して、なにをやっているのか、それをなるべく正しく認識することである。

今時代は大きく変化している。
それは創造する人たちにとって大きなチャンスが到来した、ということだ。
僕はなにを創っているのか?常に自分に問い続けてほしい。

僕らならきっとできる。

<原文>
IT'S TIME TO BUILD by Marc Andreessen
https://a16z.com/2020/04/18/its-time-to-build/
日本語訳
https://review.foundx.jp/entry/its-time-to-build

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Akatsuki Heart Driven Fund プリンシパル 2014年にiemo共同代表取締役COO就任を経て、同社をDeNA社へ売却。 2015年にスポーツテック事業を手掛けるSkyBall社を創業し、2018年にアカツキへ売却