<芸術一般>くるみ割り人形
先日お気に入りのTVのクラシック音楽チャンネルをつけていたら、ちょうどチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」が始まった。
ヴェネティアのバレエ団だったが、多分去年のクリスマスに公演したものだと思う。前半のねずみと兵隊人形との闘いも面白かったが、やはりこのバレエの見どころは後半の様々な踊りだろう。
なかでも白眉となるのが、「花のワルツ」だと思う。金管が長閑に響き、ハープが彩る音楽にうっとりする。何よりも群舞が実に華やかだが、この演出ではデュエットも加わっていた。
そして、バレエ的には次の「グラン・パ・ドュドゥ」がメインになると思う。デュエットでバレエ団のプリンシパルが踊る。音楽も弦楽器の響きが美しい。
そして、フィナーレでは様々な踊り手が一堂に会して、舞台を盛り上げる。
幻想文学としてのホフマンの原作も良いが、やはりチャイコフスキーの音楽が良い。先週同じチャンネルで交響曲第6番を聴いたけど、チャイコフスキーが最近好きになっているのを感じた。なにか、今いるところの雰囲気(空気)と良くマッチしているのかも知れない。
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