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実働ベースで一番時間を費やしたのは、5回受けた中小企業診断士ではなく社会福祉士。福祉系大学で4年間、ただ通うだけでなく夏休みに1ヶ月とか実習に行ったりして、所定の課程を満たしてようやく受験資格が取れます。もちろん、大学の学費を考えるとコスト面でも最も掛かっているでしょう。

その割には、実は独占業務は無くて名称独占資格。中小企業診断士よりも、大変な割になかなか不遇な、なんとかしてほしい資格です。待遇面も福祉関係全般的にそうであるように厳し目。人の役に立ちたいと福祉を学んだものの、大学卒業時に福祉方面へ進むのがためらわれた原因の1つでもあります。

学ぶ内容は、非常に役に立つもの。社会福祉全般について学ぶのはもちろんのこと、相談援助のための面接技術や心理学など、いわゆるコミュニケーションスキルの深いところを相当やります。社会福祉士は、この部分をもっと売りにしていく事はできるのではと勝手に思ったりしてます。

が、社会福祉士の中でさらに大変細かく資格体系を作っていろいろ講習受けさせたりする、社会福祉士会の方向性にはちょっとガッカリするところ。そもそもが名称独占なのに、何だか矛盾していて好きになれません。

ちなみに福祉系の3資格(社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士)は、登録証のカバーで立派なものがもらえるのがちょっと特徴的です。

平成15年5月21日取得
公式サイト:https://www.sssc.or.jp/shakai/


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