夏が終わった選手たちへ

高校野球、夏の選手権大会もいよいよ日本各地で盛り上がってきました。
日本の夏の風物詩ですね。
ここから甲子園が終わるまで、高校野球が日本中をハックする時期です。
最後まで勝ち続けるチームは、たったのひとつ。
甲子園に出場できるチームにしても、たったの49チーム。
残りの3000を超えるチームは、それまでに夏が終わるわけです。


▼ 野球の神様からの贈り物

福岡大会は、これから南北対決が始まります。
勝ち残っているのは32チーム。
すでに100チーム以上が、夏を終えています。

夏は、メンバー発表に始まり、いろんなドラマがあります。
背番号をもらえず、打ちひしがれた選手もいるでしょう。
こんなところで負けるはずじゃなかったと、悔し涙を流した選手もいるでしょう。

もっと練習していれば、とか、もっと真剣に取り組んでいれば、とか、そんな思いを抱く選手もいるでしょう。

でもね。
ひとつだけ、僕から言わせてもらいたいことがあります。

それは、いろんなことがあるかもしれないけど、それはすべて

野球の神様が、君にとって最善という結果をくれたんだよ

ということです。
どんな結果であれそれは、

野球の神様からの贈り物

なのです。

少なくとも、決して、バチを与えたのではありません。

もし君が、この夏メンバーに入れなかったのなら、それは、

今回はまだ早いよ

って言っているのです。
君が3年生だとすればそれは

次のステージを目指しなさい

と言っているのです。

もし君のチームが、早々に負けてしまったのなら、それは、

今回はこのへんで終わりにしときなさい

って言っているのです。
君が3年生だとすればそれは

次に進みなさい

と言っているのです。

野球の神様は、どんな時でも、どんな選手に対しても、次、を与えてくれます。

次、が、受験勉強の選手もいるでしょう。
次、が、上のステージでの野球の選手もいるでしょう。

選手それぞれに、それぞれの、次、があることだと思います。

どんな、次、であっても、野球の神様は、ちゃんと見てくれています。

夏が終わった選手たち。
さあ！
次です！


以上でーす。