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野球の冬トレについて思うこと

野球界って、冬の間は「冬トレ期間」って言って、身体をいじめる期間だという認識が、超絶なスタンダードになっています。
プロ野球選手なんかだと、春から秋までペナントレースがあるしクライマックスや日本シリーズまで勝ち進むと、ずっと野球やってるんだから、冬はオフシーズンにして身体を休め、その後また、来るべきシーズンに向けて身体づくりをやるってのは、なるほどなと思います。
こういうプロ野球界に倣って、野球の全体がそういう感覚になってるのかもしれないけど、ただ、学童野球もそうなのかというと、僕はちょっとそれはどうかなと思っています。
今日は、学童野球の冬トレについて、僕が思うところを書いてみようと思います。


▼ みんな揃ってやる必要はない

学童野球で冬によくやってるのが、持久走です。
各リーグや団体などで、マラソン大会とか、駅伝大会とかが開催され、チームは、わざわざそれに向けて集まって、持久走の練習をやってるってこともあるようです。
土曜日とか日曜日とかの練習日に、これまでと同じように、選手みんながグランドにユニホーム姿で集まって、

はいっ!今から30分走!
とか
はいっ!今からグランド大きく10週!
とか

そんなことをやります。
各選手はそれぞれのペースで、30分走なりグランド10週なりを走ります。

これはあくまでも、僕の考えですが、

これってわざわざチームとして集まってやる必要あるのかな?

と思うんですよね。
ただ走るのならわざわざ集まらなくても良いんじゃないのかなって。

また、チームによっては、冬の期間はボールを扱わないなんてことをやってるチームもあるようです。
集合場所近くの砂浜まで走って行って、砂浜でダッシュしたり、おんぶして走ったり、抱っこして走ったり…と、そんなことをやってるチームもあります。

こういうの、チームで集まってやらなきゃいけないかな?って思うんです。


▼ 身体をいじめる期間ってのはどうかな

僕は別に、持久走やることや砂浜ダッシュを否定してるわけではありません。
野球には必要なスタミナだったり、筋力だったりするわけだから、むしろ必要なことだと思います。

ただ、僕が思うのは

冬も野球やって良いよね

ってことです。
例えば北海道みたいに地域によってはできないところもあるんだろうけど、僕の住んでる九州だと、冬にグラントが雪で閉ざされるってことはほとんどない。

だったら野球やったら良いと思うんだけどな。

なんか、

よしっ!今日から冬トレ期間だ!

って、ガッチリと固定してしまって、その期間は

身体をいじめることばかりやる

って感じになってるのが、僕的には、合理的でないように思うんですよね。

冬トレ期間と設定したとしても、せっかくチームのみんなが集まるのなら、それぞれ持久走やったりするんじゃなくて、サッカーやるとか、バスケやるとか、タッチフットやるとか、人が集まるからこそできることをやると良いんじゃないかなと思います。

プロ野球は、長いシーズンにほぼ毎日試合をやって、冬にはオフシーズンになる。
これは、プロ野球のシステム。

野球にはいろんなステージの野球があります。

それぞれのステージで、それぞれの年間の過ごし方があって良いと思います。

冬は冬トレ期間!
こういうのも、学童野球に関して言えば、ひょっとしたら、誤った固定観念なのかもしれないですね。


以上でーす。

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