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バファローズの平野投手の鋼のメンタルがエグすぎる

昨日の日本シリーズ第3戦
1点リードの最終回
舞台は甲子園
猛虎ファンから上がる大声援
この痺れる状況でマウンドに上がったのが…

バファローズ平野投手


▼ 失礼ですけど息子に重なる

地鳴りのような大声援でした。
もちろん、タイガースに向けての応援の声です。
まさに四面楚歌。
先頭打者にフォアボール。
次の打者にもボールが先行してカウントを悪くします。

レベルは天と地、雲と泥、月とすっぽん以上なのは百も万も承知ですが、僕はこういう場面になると、どうしても息子と重なってしまうんです。
かなりヤバい、痺れる場面でマウンドに上がる。
見ていて胸が締め付けられる。そして、ストライクが投げれない…

平野投手くらいの選手でも、甲子園のあの雰囲気に呑まれてしまってるのか…
これ以上ないほど、僕の心臓はバクバクでした。
別に、バファローズファンでも、タイガースファンでも、平野投手ファンでもなく、ただただ、野球ファンとして観ていた試合でしたが、平野投手に息子が重なった(すみません。失礼なのは承知です。ホントすみません)瞬間から、平気で見ることができなくなりました。

平野投手…
祈る思いでした

なんとか二死までこぎつけますが、二つ目のフォアボールを出して、二死一、二塁。

平野投手…
祈る思いでした

三振
試合終了
勝った…


▼ 鋼のメンタル

ところが試合終了後のベンチ前。
平野投手を出迎えた宇田川投手に対して

めっちゃ盛り上がったやろ?
よしよし

と声をかける平野投手。
続いて宇田川投手が

狙ってたんですか?

と問いかけると

上げて上げて、落とす

と言い放つ。

息子とLINEでやりとりしてたんですけど、平野投手ってこういう投手なんだそうですね。
ランナー出すけど、最後は絶対に抑える。
たとえホームラン打たれても、瞬時に切り替える。
そういうシーンの動画もたくさんアップされてますね。

すごいです。
まさに

鋼のメンタル。

たくさんの、いろんな経験を積んで、悔しい思いも、歯がゆい思いも、不甲斐ない思いも、たくさんたくさんして、それでも厳しい場面で投げ続けて、そして今があるんでしょう。
もともとメンタルの強い人なんか僕はいないと思います。
打ちのめされて、打ちひしがれて、でも立ち上がって前に進んで、そうやって

なまくらのメンタル

が、鉄になり、そしてだんだんと鋼になっていくのだと、僕は思います。

何度もドン底に突き落とされた者が手に入れるもの。
それが、鋼のメンタルなんだと、僕は思います。

平野投手。
めっちゃカッケェっす。

以上でーす。

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