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楽しむ選手に努力する選手は勝てない

楽しい野球と勝つ野球って、トレードオフで考えられることが多いように思います。
僕はそもそもそういう関係にはないと思っていて、いろんな野球があっていいと思ってるし、その選手がやってる野球によっていろんな野球になるものなんだと思います。
ただ、ひとつだけ僕がこだわるのは

学童野球は楽しい野球!

ということです。


▼ 楽しさを伝える

例えば、プロ野球なんかだと、とにかく勝たなきゃいけないんでしょう。
プロなんだし、給料にも反映するし。
楽しくやってりゃ負けてもいいさ、なんてことはまかり通らないでしょう。
だからそこは勝負の世界であって、勝つ野球、しかないんだと僕は思います。

でも、学童野球。
ここはもう、僕は、楽しい野球、しかないと思っています。
楽しく、キャッキャ言って野球をやる、野球ごっこ。
それで良いと思います。
てか、それが良いです。

だから僕は、学童時代の大人の役割って

野球の楽しさを伝えること

だと思っています。


▼ 大人が示す

僕の息子も娘も、学童時代には野球チームには入っていません。
週一の野球スクールにお世話になったくらいです。
週末は、もっぱら僕と近所の公園で野球ごっこをして遊びました。

息子は、僕が休みの朝になると

父ちゃん、カキーンしよ

と言って僕を起こしてました。
そのうち娘も、そこに混じって野球ごっこをして遊ぶようになりました。

ラッキーなことに、ホークスが地元にいてくれたので、プロ野球もとても身近でした。
球場にもよく観に行きました。
プロ野球選手は、とても楽しそうに野球をします。
僕はあれが、大人の示すべき姿なんだと思っています。
本当は、魂削れるほどの真剣勝負なんだろうけど、試合を見てると、とても楽しそうに野球をやってる。
野球って楽しんだなぁってのが、バリバリに伝わってくる。
そんな大人の姿を見て、子供は

あんなに楽しそうなら僕も野球やろう!

って思うんじゃないかな。

これはあくまでも僕の感覚ですが、学童時代にチームに入ると、どうも

野球は厳しいもの

ということを子供が感じてしまいそうなんです。
根拠はありません。
あくまでも僕が僕の周囲を調べたり、見学に行ったりしての、僕調べです。
だから僕は、息子も娘も、学童野球チームに入れなかったのです。
それよりも、僕と野球ごっこで遊ぶ、プロ野球選手をたくさん見る、方が良いと思っていました。


▼ 楽しむ選手は最強

学童時代に、とにかく

野球って楽しい!

ということをDNAに刷り込まれた選手は、その後もずっと、野球を楽しむことができるのだと、僕は感じています。
側から見てると、

苦しんでる
もがいてる

ように見えても、本人は、ただただ

上手くなりたい!

そう思ってるだけ、みたいな。

だから思うんです。

楽しむ選手は最強!

だって。

楽しむ選手に努力する選手は勝てない。
って、そう思うんです。


以上でーす。

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