人生初MRI記録 vol.2 〜花子は先手必勝をモットーとするサディストである〜
続き。
ファンク&ソウルのビートに合わせて、撮影機のトンネルの中へと入っていく。
撮影機の中は眩しいくらいに明るくて、なるほど、これも患者の不安を取り除く工夫なんだろうなと思った。
というのも、CTに比べてトンネルの径がかなり狭いのだ。寝返りはおろか、頭を起こして自分のつま先を見ることもできない。まさに『目の前』にトンネルの天井といった具合である(少なくとも主観ではそう思えた)。照明をガンガンに焚いてなければ真っ暗になるだろう。
事前の注意書きに『閉所恐怖を感じますか?』