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オンラインファーミングスクール春の章

1月になりました。春の準備や土づくりの時期です。種まきや苗づくりに向けてや土壌診断など、無肥料での野菜づくりのコツについてアドバイスします。

今年で4シーズン目になりました。三重県の山間部にある畑で毎年少しづつ試行錯誤してます

1月の収穫 

サンチュ、ネギ、パクチー、壬生菜、寒じめほうれんそうがとれています。

冬は成長スピードがゆっくりですが、葉っぱ収穫(根っこは残して地上部のみ収穫)すると、少しずつコンスタントに収穫できます。

1月の作業

外の畑のネギとニラ、タアサイを温室に伏せ込みました。これから気温と日照がどんどん上がってくるので、2週間ほどで収穫できます。

冬の野菜が少ない時期なので、すごく助かります。

春(2〜3月)に向けての作業

育苗の土の用意、春の種まきの準備(土づくり、環境の調整など)、春作のスケジュールづくり

育苗の土は畑の中で生育の一番よいところの土を集めて、フルイにかけて粒子を整えておきます。

状態があまりよくない場合は、扶養土やパーミキュライトなどを足して、2週間くらい草かビニールで覆っておきます。

春いちばんに種をまく場所は、軽く草を削っておくとよいです。排水が良くなかった場所などは、畝(土を盛り上げること)を作って、空気と水分のバランスをちょうどいい感じにしておきます。

春作のスケジュールは、葉物と果菜類の種まき、苗づくりをどうするか、そろそろ考える時期です。種のカタログを見たり何を作るか考えるのも楽しい時期です。

しっかりとイメージしておくと良いです。

土壌診断のやり方

畑の真ん中にスコップで掘れるだけ深い穴を掘ります。50cm×50cm、深さ1mくらい掘れると良いと思います。固かったら無理しなくても大丈夫です。

土の断面がでるのでよく観察してみてください。どんな土が順番に層になっていますか?

砂っぽかったり、粘土層があったり、石や砂利が出てきたりします。その状態にあわせて今後の対策がわかります。

ちょっと大変そうですが最初の1回目だけなのでチャレンジしてみてください。

出来た穴には炭を埋めます。少しずつ炭を入れながら水をたぷたぷにかけて、しっかりと体重をかけて踏みつけてください。マイナスの電磁場ができるので、波動が清々しくなります。←ここ大事なポイント

縦暗渠にもなるので、水が溜まっても野菜が腐りにくくなる効果があります。水や気の流れができる感じです。

温室の作り方

木造で簡易の温室を作る方法です。木で枠を作ってガラスやビニールで壁と屋根を作ります。小型のものだと上にフタをつけて開けられるようにします。スペースがあるなら中に人が入れるくらいの大きさにして、ドアをつけると便利です。

これからの時期は温室の中はポカポカして気持ちいいです。

材料は、ドーブチ、垂木、ハウスバンド、タッカーなどホームセンターで手に入る材料でDIYできます。

☆野菜づくりのコツです

1、 種を蒔く前の下準備が大切

2、 環境を整えること

3、 結果にこだわらずプロセスを楽しむ



下準備ですが、

なにもしなくても野菜が育つようにその土地に合った種類や時期を選びます。

どんな土地か?、その土地の成り立ちを見るいちばん簡単な方法は、最初に1mくらいの穴を掘ってみて地質を見るのが近道です。

生えている草を観察すると、

土地の水はけやPH、その土地に向いている野菜を知ることができます。アナログな土壌診断の方法です。

環境を整えるのは水と空気。

土が粘土なのか砂なのか黒っぽい土なのか。それによって湿度の保ち方に違いがあり、

それによって対応は変わります。穴を掘ると土のタイプが理解できます

土を盛り上げた方がよいのか、何ヶ所か炭を埋めたり、などいろんな方法があります。

結果にこだわらずプロセスを楽しむことは、

最初はうまくいかず思ったような収穫ができないかもしれません。

でもそこから観察眼を深〜くしていくと、沢山の学びと経験を得ることができます。

そのプロセスから、

思いもよらない気づきや感動、発見を得ることができるでしょう。

この経験は無肥料での野菜づくりに特有のものです。

今までの考えを超えた、自然の神秘を体感すること

で、感動が生まれます。


これからの時期は、来年の下準備にぴったりの時期です。

ぜひ3つのコツを実践して、すばらしい世界を垣間見てみましょう。

そして、

経験と知恵を得ることと、

クリアで野生の香味のする野菜をいただく

というおまけまであります。

ぜひやってみてください。



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☆オンラインファーミングスクール

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