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Perplexity AIがスゴい!~ChatGPTと比較~

Perplexity.AIとChatGPTは、二つの異なるAI技術です。何かを調べたいとき、Perplexity.AIは検索エンジンのように動き、質問に応じた最適な答えをWeb上も含めて探して文章にまとめてくれます。一方、ChatGPTは打ち込んだテキストを読み解いて、それに基づいて新しい文章を作り出すことが得意です(GPT4はブラウジング機能も搭載)。

【Perplexity.AI】
https://www.perplexity.ai/

1. 開発の背景

Perplexity.AIは、AIの専門家たちが作り上げたもので、その中にはOpenAIでChatGPTを作ったAravind Srinivas氏もいます。

2. 使っている技術

Perplexity.AIとChatGPTの両者とも、「GPT」(Generative Pre-trained Transformer)という名前のAIモデルが動いています。これは言語を理解するためのAIモデルで、Googleが作った技術を元にしています。ただし、Perplexity.AIは、ユーザーが何を求めているのか、その背景を理解して最適な検索結果を提供することに特化しています。一方、ChatGPTはユーザーの入力したテキストを基に新しい文章を作り出します。

3. Perplexityとは?

Perplexityという言葉自体は、確率分布や確率モデルがどの程度サンプルを予測できるかを測定するものを意味しています。言語モデルの場合、perplexityはモデルが次の単語を予測する能力を評価するために使用されます。perplexityが低いほど、モデルが次の単語を予測する際に確信度が高くなります。

4. モデルの改善

Perplexity.AIもOpenAIも、高度な言語モデルを使用して、自分たちのAIの性能を改善しようとしています。事実上、Perplexity.AIはOpenAIが開発したGPTモデルを元に作られています。それぞれには独自の機能があり、Perplexity.AIはユーザーが最初に尋ねた質問に基づいて答えを見つけたり、その後の質問を提案したりします。

5. 使用に際しての注意点

ChatGPTも同様ですが、Perplexity.AIで出力された文章が絶対的に正しいわけではありません。テキスト生成系AIを使う場合はファクトチェックとセットです。結果に頼りすぎず、人間の判断を補うものとして使うべきです。

6. Perplexity AIの強み、弱みは?

ChatGPTと比較したPerplexity AIの強みと弱みについてまとめます。

6.1 強み

Perplexity.AIの長所は、ログインせずに使える点です(2023.05.31現在)。サインアップしてログインする利点は、回数制限(有料のChatGPT Plusより少ない)ありますが、GPT4の機能を使うことができるところです。文章生成能力に加え、ネット上の情報をブラウジングして回答してくれます。また、情報の参照元も提示してくれます。

6.2 弱み

あくまで、私の主観ですが、文章を作る、という点においてはChatGPTの方が流暢で自然な感じがします。

7. 総評

全体的に見て、Perplexity.AIは検索と情報収集をする上で結構使えるツールです。特に初心者の方向けにサインアップをせずにテキスト生成系AIを経験してもらうには良いと思います。

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