見出し画像

Cory Henryの神プレイ16選!!

こんにちは、日本一Cory Henryの動画をディグっていたであろう男こと、さいとうゆうじです。全然根拠はありませんが、5年前くらいまではたぶんそうだったんじゃないかと思うほど、Coryの動画をずっと見てました。それほど彼のキーボードプレイが好きなんです。

ではここで、そのディグってきた動画の中から、Coryの珠玉のソロやフレーズを抜き出してご紹介したいと思います。まじで、とぶぞ。

以下目次。

「Lingus」のぶっ飛びソロ

Coryといえば、グラミー賞にも輝くジャズコレクティブ、Snarky Puppyでの参加で名を知られるようになったのではないでしょうか。なかでも一時期ちょっとバズっていたのがこの動画。

※Coryのソロは4:18あたりから。

え、こんなリハモ(コードを別のコードに置き換えて演奏すること)ありなんですか、でもかっこええ!!みたいな感じで当時はみんな盛り上がっていた気がします。あと隣で見てるShaun Martinの「あちゃ〜・・・」顔がうける、とか。

たしかにかっこいいソロですが、でもこんなもんじゃないんですよ、Coryは。では以下、Lingusの神ソロをあげていきます!!まずはこちら。

(※ソロの部分のリンクを貼りますが、時間があればすべて見てもらったほうが楽しめます)

冒頭、ディレイを使ったシンセで浮遊感のあるプレイ。特に上昇するフレーズではめっちゃ気持ち良いサウンドになってベースのMichael Leaguもお客さんも「ワーオ・・・」みたいになってますね。(ちなみにCoryのソロで全般的に言えることはMichaelの顔のリアクションが一番の見所ですw。)

そこから、マイナーからメジャーへのリハモから始まっていき、だんだんと異次元にワープしていく、しかもものすごい速いフレーズで、「ああ、コーリー、どこ行っちゃうの・・・」みたいに聴く人をさせていきます。途中、地上に降りてきて、鬼のようなペンタっぽいフレーズに戻るときもあるのですが、またすぐどこかに行っちゃいますw。そして、どこまで行くのかなぁ〜ぽわ〜なんて圧倒されて聴いてると、極めつけのブレイクが入ります。10:08くらいから。


そして・・・Cory Henry、神になる。


一瞬で会場が荘厳な教会になったような、美しい、というより、神聖なメロディに、ベースのMikeは「Oh,no Jesus...」みたいな感じで首を横に降っちゃうし口ずっと開きっぱなしだし、パーカッションのNate Werthは一瞬空を見上げちゃうし(天使でも降りてきたんか)・・・。あーダメだ、これ聴くたびに涙がこらえられない、今も聴きながら書いてるんですが、、、ううぅ。。しかもコーリー、この間全く鍵盤見てないしね。そしてバンドが戻ってきて、エンディングに向けて、まだまだアクセル全開で、バキバキのホーンセクションも加勢して、大団円。

これだけでももうお腹いっぱいですが、まだまだLingusの名演がYoutubeに上がってます。次はこちら!

オルガンだけでゴリ押しする

クレイジー大爆発のやーつ

↑途中のCoryの動物みたいな動きに、Mike大爆笑w。ドラムのビートが入ってくるとこのシンクロ感もヤバい。

めずらしいピアノでのソロ

鬼のシンセとローズの両手ユニゾン

このシンセはKRONOSかな?エグい音しますね。親の仇でもとるんかっていうw

最後はたぶん初期の頃のやつ

機材や曲のテンポ、髪型とかから、多分だいぶ初期の頃の動画かと。



ふぅ、Lingusのソロはここらへんにしておくか。



名曲「Skate you」でのご機嫌ソロ

次もSnarky Puppyの曲での演奏。Snarky Puppyではこの曲が一番好きかもしれないです。派手さはないけどハッピーですごくノレる。

まずはこちら、こんなに軽く弾いてるのに、ものすごいテクニックとアイデアが詰まってる。最後のShaunのリハモもいいなぁ〜。

こちらはソロじゃないけど、ローズのコロコロした音とこのグルーヴに「気持ちいいぃぃぃ!!」となる。

こちらはイントロのベースも弾いちゃってめっちゃリハモしてる。


What's Going Onで泣く

お次はMarvin Gayeの名曲、What's Going Onを、最近のメインでの活動Cory Henry and the Funk Apostlesでの演奏。エモが詰まっています。これを聴いてなんとなくKeith Jarrettに似ているなと思いました。タイプはぜんぜん違うんだけど、土臭さというか、が。

もうなんというか、感情をくまなく全部音にしているというか、こんなにも雄弁なのかと思います。そして当たり前ですが、これをほぼ即興で演奏しているんだから、もう何かが憑依しているとしか思えない。


Shaun Martinとの名コンビ

お次は、同じゴスペル界隈出身のShaun Martinとの名演。まじでこれは名演だと思う。二人の対応力の高さにまじでビビる。始まりは1:00ころのShaunのリハモのブッコミから。

Shaunのブッコミにバンドメンバー大爆笑&おおはしゃぎ!からのMikeが「この二人でやってもらうぜ」的な合図。そこからの二人の楽しそうなことといったら!演奏というよりネタをどんどん繰り出していくDJのよう。まるで大きい赤ちゃんがおもちゃ(キーボード)を前にしてはしゃいでるみたいな、でもやってることはめちゃかっこいいし高度という。間違いなくあななたちは僕のヒーローです。

こちらは同じライブの別角度。こっちのほうが音が聴きやすいかな。

Snarky Puppyのキーボードコンビと言えば、ジャズ系のBill Lauranceとのバトルも。反応しながらもそれぞれの個性が出てる。


他にもいろいろ!!

さあさあ、長くなってまいりましたが、まだまだあるんです。Micheal JacksonのBillie Jeanなんですが、最初聴いたときはまじでぶっとびました。もうビックリ人間やん。

ボコーダー、バッキングのシンセ、足ベース、ソロのシンセ、それぞれの抜き差しが絶妙でストーリーが作られていく感じ。無駄がない。そしてブレイク後の普通のボーカルになったときのぶち上がり!はい神。

あとは、こんなの。弾きながら泣いちゃうやつ。

ぼくも2019年の東京公演に聴きに行きましたが、この「Naa Naa Naaという曲では最初から最後まで泣き続けてましたw。それだけ、シンプルだけど力のある曲だなぁと。


あとはオマケ的な。すごい昔の動画だと思うのですが、Coryだけ異次元のソロ。


まとめ

最後までお付き合い頂きありがとうございます。長すぎですね。ここにあげた以外にも「これ入ってないじゃん!」とか、みなさんのおすすめあれば教えて下さい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?