仲川輝人

唐突に仲川輝人の移籍の話…彼への思いとか気持ちとか色々と。

彼は大学サッカー界のスターだった2014年秋にマリノス他数チームからオファーを受けていた。そんな折、試合で右膝に大怪我を負ってしまった…プロ入りに支障が出るくらいの大きな怪我だった。翌日彼はSNSで「半月板を断裂して大学サッカーとい うピッチにもう立てなくなってしま いました。 今まで応援してくださっ たみなさんに感謝したいです。悔い が残るが切り替えるしかない!当分 やれないけど仲川輝人が帰ってくる のを待っていて欲しいです。 やっぱ りサッカー大好きだ!」と綴った。それに対して私は「怪我は仕方ない。 仲川選手のプレー が凄い分 反動も大きくなりますから。 大切 なのは此処から復帰へのプラン。 それを具体 的に示してくれたチームに進むのが最も良い と思います。これで終わりではない、今からの仲川選手に期待しています。」と書いた…怪我をしていてもマリノスにきて欲しいという思いもあったが、なにより彼自身にとって最良の道を選んで欲しいと思ったからだ。そして1週間後マリノス入りが発表された。本当に嬉しかった、すぐにゲーフラの案を考え始めた…が、この時はまだ仲川選手のユニフォームを買うかは迷っていた。同期入団の中島賢星にも興味があったためである。

年が明けて2015年の新体制が発表され背番号は19に決まった。開幕前のファン感謝イベントでは初めて彼にサインをもらう機会が訪れた。ゲーフラのデザイン案を見せ四隅に座右の銘や好きな四文字熟語を書いてくださいとお願いした。「電光石火」や「疾風怒濤」、「猪突猛進」みたいなのを期待していたが、仲川選手は困り顔だったので「名前で仲川輝人とお願いします！」と頼んだ。そして彼の字を熱転写シートに拡大コピーしアイロンで貼り付けて完全したのがこのゲーフラだった。

ゲーフラも完成し19番TERUのネーム入りユニフォームも買った。夏が過ぎ9月のアウェー新潟でデビュー、翌週のニッパツでのホームゲームでもベンチに入った彼に向けそのゲーフラを天高く掲げたことを今でも覚えています。(彼に届いたかどうかはわかりません笑) 後日のファンサービスで、仲川選手にゲーフラを見せサインを入れてもらいツーショットで写真まで撮った。そして2つ目のお願いをした。「ゴールを決めてください！お願いします」と…。再手術を経て初ゴールは翌2016年春のアウェー新潟でのカップ戦だった。そう、私はプロデビューも初ゴールも現地応援出来ていません笑　後日のファンサービスでは「リーグ戦で初ゴールを！」と3度目のお願いをしたが直後に彼は町田ゼルビアへとレンタルとなった。大怪我から復帰し半年が過ぎ身体も動ごくようなり、ゲームでの体力と試合勘を取り戻したいと考えてのことと認識しています。ドリブルのキレも戻り9月のアウェー金沢戦でリーグ戦初ゴールを達成した。また現地観戦出来なかった笑笑

翌2017年、レンタルバックした仲川選手にファンサービスでリーグ戦初ゴールおめでとう！と伝えて「ホームゲームでゴールお願いします！」とお願いをしました。その年の6月のニッパツでのカップ戦で達成してくれたが(目の前でしっかり見れました)今度はアビスパ福岡へとレンタルとなりました。この頃の仲川選手はドリブルのキレは取り戻し攻撃面では目立っていたが、反面守備は全然しなかった…その課題を当時福岡の監督だった井原さんに解消してもらえたことがその後につながったのかなぁと今は思っています。実際、福岡では無得点で終わったものの主力として活躍し、ファンやチームメイトからの信頼も厚く昇格争いに貢献し高く評価されていました。

そのまま福岡へ完全移籍かな？と思っていた翌2018年転機が訪れた！ポステコ監督の就任により残留…そしてチャンスを掴んだ。春先に行ったファンサービス時に「日産スタジアムでゴールを！」というお願いも5月に叶えてもらった。それを機にゲーフラを新調し「得点王を目指してください！お願いします」と頼んだ。その時は「まだまだ全然…」と笑ってかわされましたが、目指せ得点王のゲーフラにはしっかりサインをいただきました。

結局翌2019年に、得点王という願いを達成してくれた仲川選手。しかも優勝とMVPのおまけ付き！本当に感謝しかない。発表の瞬間はTVの前で絶叫したな〜そんで泣いた…嬉しくてっていうのもあるが、仲川選手の努力が報われてよかったと思うととにかく泣けた。次から次へと願いを叶えてくれた仲川選手に今願うのは「いつまでもマリノスで…」なんだが、これは次にファンサービスで彼に会ったとしても言わない。当然、いつまでもマリノスにいて欲しいが、仲川選手がベンチを温めるのもベンチ外になるもの見たくない。だからマリノスを離れる日が来たとしても仲川選手への感謝の気持ちは変わらないし、どこに行こうが彼の活躍は応援したい！その背中は押せなくなるが…。

8年間彼からもらったワクワクやドキドキ、感動は一生忘れない！ありがとう仲川輝人。

「テル愛してるよ！」