ニーズじゃなくて、ウォンツが大事
【NEEDSじゃなくてWANTS】
パタゴニア創業者「気候変動対策の加速目指し」全株式を委託・譲渡。年100億円超の配当金は環境団体の資金源に | Business Insider Japan
こういうところは徹底的ですね。
パタゴニアのブランディング
パタゴニアって前もどこかで呟いた気がしますが、ブランディングが本当上手ですよね。
パタゴニアを着る=自然環境保護活動に寄付をする。くらいの意味付けをもたせるビジネスってなかなかないなと。
「防水透湿素材のレインウェアがほしい」はNEEDSじゃないですか。例えばですが。
そうすると、ワークマンでも、オンヨネでも、ミズノでも、なんでも良いわけなので、価格競争が発生すると。アクティビティで言うところの「観光需要」ですよね。沖縄の青の洞窟や、ラフティングの価格競争のような状況ですよね。
でも「パタゴニアのレインウェアがほしい」は、Wantsなんですよね。ワークマンのレインウェアよりも3万円以上高くても、パタゴニアがほしいと思わせる”なにかが”ある。それは純粋な物の価値よりも、ブランドが身にまとっているストーリーや姿勢、哲学なんだと思うんですよね。
アウトドアツアーにおけるWANTS
アウトドアツアーでもNEEDSじゃなくてWANTSが発生しているツアーは多々あって。
例えば、
数多あるレイクカヌーじゃなくて、ふじけんさんのレイクカヌーがいい!とか。
その辺のSUPツアーじゃなくて、ラマさんのSUPツアーがよい。とか。
単なるケイビングツアーじゃなくて、中川さんのツアーじゃなきゃ嫌だ、とか。
ただ川を下るだけじゃなくて、ナイスピックしながら川を下りたい、みたいなことですよね…笑 それはちょっと違うか…。
NEEDSじゃなくてWANTSがあるアウトドアツアー。WANTSをどうやって生み出すかですよね。
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※ちなみに僕のパタゴニアのレインウェアは、まだ買ったばかりにも関わらずさっそく耐久撥水がなくなり、撥水処理と熱処理しても回復しないので、モンベルのクオリティを知っている立場からちょっと怒ってます笑 おい!と。
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