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ラフティングにおけるフロー理論その2

フィリピン、英語留学、早くも2週間がすぎた。はやい。。
日常会話はできるけど、SV接SVとか、S 現在分詞V関係代名詞S過去分詞とか、そういう修飾語が伴った複文はなかなか作り出せない・・・。

さて、ラフティングにおけるフロー理論の援用については、先日書いたとおり。で、ラフティングガイドに求められる究極のスキルについてちょっと考えたので、メモ。

顧客それぞれがもっているフローの状態を正しくコントロールできること。がラフティングガイドに求められる能力なんだろうと思う。これはおそらくほぼ確信している。

・顧客ごとにフローの状態が違うからそれを把握すること
・そのフローの状態に合う難易度設定にすること
・(顧客が子供なら)子供のフロー状態の把握、そして親の最大の希望(子供が楽しんでいる姿を見たい、写真をとってほしい、成長してほしい)を正しく理解すること。

このあたりが根源的な部分。

で。それを実現するためには、川をただ下るだけではなく、どう下るかを常に考えて、その環境を作り出す操船技術が必要になる。そこにラフティングガイドのスキルが必要になる。

顧客がフローの状態にはいるというのは、顧客自身は気がついておらず、概ね顧客の主たるニーズは、友達とリフレッシュしたい、仲良くなりたい、楽しく時間を過ごしたい、暑いから涼しみたい、などになる。

このニーズを叶え、かつフローの状態をコントロールできると、帰るときに「ああ、楽しかった」になる。

もちろん、付随的に、トイレが絶対的にきれい、メイクが直せる、ドライヤーがある、ウェットが臭くない、など衛生的に「嫌!」ってならないことはマスト。さらに、友達と親睦を深めたいわけだから、そのお膳立てとしての「場」を設けてあげることもマスト。

上記に書いたことが、ぜーんぶわかっていて、実現できていると、「よいラフティング会社」ということができるのだと思う。

ラフティングに限らず、良いツアーって何。っていうことは、科学的に明らかにでき、また理論的に組み立てられると思う。


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