本をたくさん読むことと仕事ができることは比例しない

冒頭から補足を申し上げますが、この記事はあくまでビジネススキル向上のために行う読書のことについて記載しており、趣味で読書されている方は1mmも否定するつもりはございません。

さて本題ですが、本をたくさん読めばビジネスに活かせるのかという点について述べたいと思います。

本をたくさん読むべきという意見自体は否定はしません。
ただ、それが仕事に直結するという意見には疑問を感じます。

結論から申し上げると、仕事とはアウトプットを出すことを求められており、アウトプットをどうすれば出せるかの訓練は必要です。
一方で本を読むという行為は、インプットの活動であるため、「仕事力」の向上とは比例しないと考えます。
大学生や新入社員がビジネス書を読むのは多いにありかと思います。
一方で、ベテラン社員やそれなりの役職者がビジネス書を参考にして仕事をするのはとても違和感があります。

インプットという観点ではセミナー、トレーニング、勉強会といった類も同じです。
そこで得た知識をいかにアウトプットするかというスキルがないと、ただただ知識の多いご意見番になります。
どこの会社でもこのような方は一定数いると思いますが、いかにして当人に気づかせてあげるかは結構難しいものです。

技術トレーニングならまだしもセールストレーニング、とかは正直無意味だと思っています。
アウトプットの仕方についてひたすら実践を積むしかないです。

また、本についてもう1つ言えるのが、あくまで本に書かれていることは過去の経験、過去のやり方ということです。
それを真似ても未来で同じようなやり方でうまくいくとは限らない。

少し否定的な投稿になりましたが、上記を理解した上での読書であれば非常に有効的な知識習得かと思います。

やはり仕事のスキルを上げるには実践あるのみです…

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#アウトプット

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