2024/03/04(月)

週のはじめから電車が遅延していた。「あぁ、またか」。異音があったから安全を確認しますという理由は理解できても、月に何度も異音を確認しているようじゃ乗客の不満が募っても仕方がない。

運転再開がいつになるかの案内も不親切で、今のうちに近くで晩ごはんを食べれるだろうかという検討もできない。過去に思いの外、早く復旧したことがあるから、今回も大したことないのではと思わされる。事実、今日も運転再開まで30分弱掛かった。サイゼリヤに行けば、No. 1人気メニューのドリアを食べて、水を飲むには十分な時間だ。家に帰れば白ごはんがあるから、今は空腹で電車の隅っこに立ってこのnoteを書いている。鞄に入れてあるワイヤレスイヤホンは充電が切れてしまったから、電車の音がBGM。女性の車掌さんの声が、乗車率7割くらいの車内に響く。他に話し声は無い。スマホを見つめていたり、寝てたり、ノートを見返していたり、ボクが人間観察をするためにあたりを見回しても誰とも目が合わない。眼鏡を掛けても視力が0.2なので、単純に見えていないだけなので、もしかしたら相手からめちゃくちゃ睨まれてるかもしれない。見えないから気付けない。それに救われたこともたくさんあると思う。他人のことで疲れやすい性格だから、自分への視線をすべて受け止めてたらそれだけで心がズタボロになっていたかもしれない。眼鏡は不便だけど、物が飛んできたときに眼を守ってくれるし、「おしゃれな眼鏡だね」と眼鏡だけを褒めてくれることもある。学生時代だったら、眼鏡をかけているだけで博士になれる。周りにそう言われると、ボクは博士なんだからと、理科に興味が湧いてきて、理科部に入って毎週木曜日に井上先生と一緒に実験をしていた。ボクが物理を嫌いにならなかったのは、このときにソーラーカーのプラモデルを作ったことが大きいと思っている。太陽電池でモーターを回転させて、ギヤとシャフトを介してタイヤが回る。どうして太陽の光が当たるとモーターが回るのか分からなかったけど、当時のボクは原理を知ろうとしなかった。もし追求していたら、今頃本当に博士になっていたように思う。

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